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書法家・武田双鳳

「根本」~2017年の稽古目標

2017.01.01 03:00

書く練習をするだけでは
書き方の上達には限界があります。

もちろん、書くことは必要ですが

骨の使い方、息の吐き方、目の配り方、
言葉の選び方、ものの見方など

いろんな角度から自分という存在を
捉えなおす作業を続けることが必要です。


そういうと、
書き方にそこまでの手間をかけらない、
と言われそうですが、

書く以外の方法を取り入れることは
むしろ、手間を減らしてくれるものです。


例えば、
ひたすらに時間をかけて書いてきたのに
なかなか字が変わらなかったという人が、

背中の使い方を変えただけで
一瞬で字がキレイに変わりました。


コマ回しの練習をしたら
普段の字がスムーズに書けるようになった人もいます。


その人の書き方は
その人にとっての枝葉の現象にすぎません。

その書き方は
その根っこにある何かの現れなのです。


今年の稽古目標は「根本」。
2017年も、書き方の以外の稽古で


人生の根っこをより善くするチャンスを

みんなに与え続けていきます。