逆転人生、バーテンダー世界一になった金子道人さん。奈良の文化が後押し

もう夜もだいぶ更けた時刻です。
こんばんは、というのも変なので、あいさつなしでごめんなさい。
ＮＨＫ夜１０時、「逆転人生」見ました。
おもしろかった。

バーテンダーの世界大会で一位になった金子道人さんの逆転人生でした。
まだまだお若い方です。

奈良に生まれて芸術家の両親のもとで育つ。
「僕には特技もなく自信をもてることもなかった」
といっていた若いころの金子さん。

高校を卒業後、アルバイトをして生活し、
「こんな風にしてずっと生きていくんだろうなあ」
と、思っていたそうです。

けれどあるとき、人に誘われていったバーで、
作ってもらったカクテル、モスコミールを飲んで、そのあまりのおいしさに衝撃を受けます。

モスコミールは、ウォッカ、ライム、ジンジャエールでつくるそうですが、
そこに、地元産の新鮮なショウガが入っていたそうです。
そこから自分のカクテルを作って、世界一になりたいという夢を持ちました。

それは、一杯のカクテルに

自分のアイデンティティをかける試みでもありました。

極度の緊張など、さまざまな失敗を乗り越えて、
創作したカクテルは奈良をテーマにしたもの。
カクテルの一番上に５枚の花びらが、ういていて、
これは吉野の桜なのかなと。。

また、世界大会で優勝を決めたカクテルは、
日本酒をベースに、
檜の大きな升に入れて、檜の香りも移したものでした。
もちろん大好評。

香り高い、こくのあるカクテルになったことでしょうね。
金子さんの努力に敬意を表します。

また、それとともに、

金子さんを後押しした日本の伝統や文化も、
ありがたいし、つくづくすばらしいものだなあ、と感じました。

すばらしい伝統文化をもつ日本に生まれて
よかったなあ、と思います。

　今日は地区公園のそばを散歩しました。若葉台のアジサイは、途切れなく咲いていて本当にきれいです。
今日から梅雨入り。ますますアジサイの似合う時季になりました

　　　　　　　　(根本幸江：日々の思いから)