「成功を疑う」
こんにちは。
もはや、金曜日にギリギリ更新する習慣がついてきましたw
僕は会社を作ってから「wework」というシェアオフィスを借りて仕事しているのですが、そのシェアオフィス内のイベントで、今度違う企業の経営者さんとトークセッションというイベントに参加させてもらうことになりました。
そのテーマは「永続的に活躍するためには?」という内容で、ビジネスマンからの視点と僕のように(元)アスリートの視点から話して、そこに親和性みたいなものはあるのか?みたいな進め方になりそうです。
そんなわけで、永続的に活躍する選手には何があるのか、ここ数日、時間がある時に僕なりに考えてきたことをブログのネタとしても使っちゃいます。
ざっと、書き上げると以下のようになるかなーと…
- チャンスを自覚する(チャンスを逃さない)
- 失敗から学ぶ。失敗を繰り返さない。
- 成功を通過点だと捉える。「成功を疑う」
○周りに信頼されること。「プレー×人間性」(練習を大事にする)
○監督(経営者?上司?)のイメージするサッカー(仕事?)をいち早く理解する
○勝ったチームに存在すること
(チームの勝利から逆算して働くこと・個人の成果で満足しない)
まず、チャンスを自覚するというのは、例えばレギュラー選手の怪我で出番が回ってきそうな選手がいたとして、ここで評価されれば一気にポジションを掴むシチュエーションだなぁなんて時の練習で全く集中力を欠いたミスをするとか、僕からしたら「あいつ監督から今試されてるなー」って時に監督が一番嫌いなミスをするとか、今自分がどういう状況でその場に立っているかを感じ取れないある種の鈍感さを見ると「もったいなっ」って思っちゃってましたね。
そういう意味で言うと、2番目に挙げた「失敗から学ぶ・繰り返さない」ともリンクしていて、その期待以上のパフォーマンスが出せなかった時に、なぜそうなったのか、何をすれば良かったのか、次またチャンスをもらうためには何が必要なのか、そんなことを考えて失敗を繰り返さないようにする必要があるのかなと思います。少なくとも僕は起こった事に対しての分解作業みたいな事を割と日常的にしていたのかななんて思います。
3番目に挙げた「一つの成功を通過点だと捉える」と言うのは、簡単に言えば向上心を持ち続けるって話しなんですけど、例えば、一般社会でいえば大企業に入ることができれば成功みたいな側面があったとして、新卒で大企業に採用されてもう満足ですってなったとしたら、長い人生における個人の成長も会社としての成長も期待できなくなってしまうものかなと思います。
今、僕偉そうに書いちゃったのですが、僕自身がサッカー選手になれたことで満足しちゃっていた時期があったように思います。
「お前みたいなちっちゃい奴はプロ選手になれない。なれたとしても3年で終わる」って周りの人に言われていた中で、大卒1年目からそれなりに試合にも出て、年俸も少し上がって、プロの生活に少し慣れて、その状況に満足していた部分がもしかしたらあったのかなと思います。
ただ、プロ2年目に、僕の前にスーパー厳格大男がのっそのっそと現れるわけです(笑)
ここからは、(僕が崇拝するw)オシムさんの話になってしまうのですが、彼が口酸っぱく言うわけです。その多くは半ギレで…w
「なんでお前(お前ら)はそんなんで満足してるんだ?」
「もっと上を見ろ」
「野心を持て」
「人生もサッカー同じだ。」
「チャレンジの無い人生なんて豊かとは言えない」
みたいなね…
怖かったなー(笑)
でもそれが刷り込まれて、だからこそ今があるし、これからもそうでありたいと自分で会社を作ったのも、それが理由だったりします。
そして、3番目に補足で書いた
「成功を疑う」
と言うのは、僕の言葉ではありません。オシムさんに言われた言葉のパクリです(笑)
引退して一度だけ1人でオシムさんに会いにいったのですが、その時に言われた言葉があります。
「今までの努力と失敗を疑え」
深いでしょ?僕だけ?(笑)
ただ、僕の悪い癖、ダラダラと綴り、長くなるw
なのでこの先は来週に書きますw
読みづらい文章でごめんさない🙇♂️
羽生直剛