リボン作家さんの撮影ブランディング
ライターの域を超え、編集やクリエイティブディレクターをやっています。
お友達、さえちゃんのリボンブランド「iroribbon」で、写真をもっと上手に撮れるようになりたい、というご相談をいただき、大垣に拠点のある「ぎふネットショップ支援センター」さんを介して、自分で撮る際のスタイリングのコツ、発信のコツなどをお伝えしてきました。
⇒ IROribon 🎀 https://www.instagram.com/iroribbon/
一般的な写真講座っていうと、構図やピントや機材がどうこう……って話になりがちですけど、編集者なので、そんなことより大事なのは「このリボン、こういうシーンで使ってみたいな」とイメージを抱かせること。文章でも写真でも、共通して最初にこのイメージができていると、すっごく訴求力が高まります。
たとえば、さえちゃんは着物が趣味なので、着物でのお受験や卒園式で使う提案とか。ハッシュタグや本文でも、ぜひそういったキーワードをいれてね、など。
着物での写真写りのポージング指導もしています。普段、カメラマンさんに指示している身なので。
現役ママの感性をいかして、娘ちゃんの発表会用とか、プレゼントとかに使えるゆめかわポップなイメージで固めてみたり。
撮影するのが小物なので、あまりほかのものを一緒に写すと主役がもってかれちゃいます。下地の雰囲気で、かなり目指したい方向性が変えられるよ、って話とか。
↑リボン界に受けのいい、上質系スタイリング。
↑夏に向けてリゾート気分な使い方。バッグや帽子につけるなど、シーンを提案。
↑(左)洋服の場合の着画。ごめんなさいって下を向いたポーズではなく、上を向いて、カメラはさらに上から見下ろすと、希望に向かっていてスリムなイメージに。ただしほんとは、もっとかわいくヘアアレンジするとよい。
(右)光と素材感でアクセントをつけても楽しいです。商品の色味自体が陰影でわからなくなったりしないよう注意が必要。
ここに載せている写真は、全部iPhone撮影です。基本的に本人が撮るので、私は横で時々記録用に撮ったまでですけれど、スタイリングさえちょっと工夫すれば、高価な一眼レフがなくっても大丈夫(そりゃあったらいいけど)。「あ、こういうシーンに組み合わせたら素敵なんだ!」を伝えるのが、編集のお仕事なんです。
そうそう、着画が求められるけれど、なかなか自撮りは難しいし、着画用の台紙を用意して撮影するのもいいよ、という話とか。市販品でも着画ボードって売っているのですが、結構作家さんみんな使っているので、オリジナルで作ってもいいよねとか。(ロゴは仮で私が作りました。デザイナーでもあるのです。イラストはフリー素材「イラストAC」さんを使用。普段よりかなりサービスしちゃってますが、お友達なので応援です)
↑全部これだとイラストサイトみたいになるので、実際には普通の写真に混ぜ込む感じです。
さえちゃんのリボンは、日本人のリボン作家さんにあまりない、色を楽しく使ったキュートなものが多いので、皆さまもぜひ使ってみてくださいね🎵
岐阜市の柳ケ瀬倉庫で販売しています!