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茜丸が本気出すとこうなる! その1『クッキーシュー』

2021.06.16 03:00

 タイトル「〇〇が本気出すとこうなる」は、インスタやツイッターでときどき目にする言い方。それまであまり目立っていなかったものの、素晴らしさに突然気がつかされた時に使われているようです。

 今回は参りました! 茜丸のポテンシャルの高さに。

 今回ご紹介するのは『クッキーシュー』です。ネーミングが普通チックではありますが、これもまた分かりやすく、幅広い年代の方に覚えていただける、呼んでいただけるというもの。あえての『クッキーシュー』ですよ。

 シュークリームはもちろん、皆さんよくご存じのお菓子ですが、そのシュー生地がクッキーのようにサクサクしています。よくよく味わってみたところ、アーモンドプードルは入っていますね、確実に。でもそこはかとなく、胡麻の香ばしさも入っているような。

 このあたりはパティシエさんのご苦労のしどころだったでしょうから、これ以上追及するのはやめましょう。とにかくサックサクです。ナイフを入れた時もスパッと気持ちよく切れました。

 しかし!何といっても驚いたのは、その大きさと重さです。昔よく大きさを伝えるために100円ライターを使いました。喫煙者がいなくなった我が家ですが、探したらありましたよ、100円ライター。バーベキューをする時にたまに使われます。

 見てください。ライターよりも余裕で大きく、高さもあります。そして重いのです、ずっしりと。それもそのはず。こんなにもクリームが入っているのですから。これはもう、たっぷりクリームが売りの「マリトッツォ」も真っ青の量ですね。

 嬉しい!嬉しいけど・・・大丈夫かなと思いました。決してやせ体形ではない私。気になります、カロリーが。でももちろん食べました。美味しそうですもん。

 「パシュッ」。一口噛みついた時にはそんな感じでした。シュー生地はさくさくですが、クリームがなめらかしっとり、そしてたっぷりですから。「サクッ」が「パシュッ」に変わりました(伝わります?)。

 甘いものが大好きな私ですが、見た時はこれ1個でもう十分だろうなぁと思ったんですよ。「ここまで大きくする必要ある?」ともちょっぴり思ったんですよ。それだけインパクトあるクリームの量でしたから。

 でも意外にもクリームが爽やかでした。甘ったるくない。でも物足りなくない。絶妙な甘さでこれだけたっぷりのクリームを最後まで飽きずに食べられます。そしてニクイことに、「もう一個行っちゃう?」という囁きまで聞こえました。「あ~やられた!」そんなふうに思いました。

 心斎橋焙煎所さまとのコラボ企画「珈琲とYODORAのワークショップ」の時に会ったパティシエくんの顔が浮かびました。「本物のバタークリームの美味しさを追求しました」と控えめに話していました。「どれくらいの大きさが一番美味しく感じるか試作を何回も繰り返したんですよ」という開発担当者の声も思い出しました。

 大きさと甘さのバランス、これって大事ですよね。一つ食べ終わった後にどんな気持ちになるか、というお客様の気持ちになりきって決める。その後にその材料費に見合った値段が決まるんだろうなと思いました。

 大きさと重さにインパクトあり。でもあと味は、食べすぎた感を抱かず、ただただ満足。そんなクッキーシューは大阪・四天王寺にある店舗・茜丸本舗で売られています。出来たてだけをお売りしていますので、ぜひ直接お越しください。

 お値段は、「今時これで大丈夫?」と思ってしまう248円(税込)です!

 共に楽しむドリンクはですねぇ、私は「ストレートティー」がいいかなと思いました。ですが、写真は「レモン&ジンジャーティー」です。そんな少しくせのある飲み物と合わせるのもいいですよ。まっすぐ素直に美味しい『クッキーシュー』ですから。

#茜丸本舗

#クッキーシュー


店舗・茜丸本舗

〒543-0052

大阪府大阪市天王寺区大道2-13-15

四天王寺南大門駐車場そば

TEL:0120-506-108