美肌菌を育てよう!
いよいよ関東も梅雨入り。日に日に蒸し暑さが増してきました。
マスク生活、仕方がないですがなかなかしんどいものがありますね…
私はパートの仕事へ行くときは自転車なのですが、
やはりマスクは暑苦しく、時間ギリギリに家を出てふっ飛ばしすぎると(どんだけ…)
軽い酸欠状態で死にそうな時があります。(時間に余裕を持ちましょう)
▲解放感あふれるこんな場所で、このまま思いっきり走って飛び込みたい…
さて、皮脂も気になる季節…マスクの中は蒸れてベタベタ…
何度も顔を洗いたくなりますね。
ですが、肌のトラブルの主な原因が実は「洗いすぎ」だったりします。
そこで今日はちょっとお肌のお話を。
タイトルの美肌菌?!今のご時世、ウイルスだ菌だ…と聞くのもちょっと…と思われるかもですが
人の体には常在菌といって菌が存在していて、どんな人も実は菌と共生してるんですね。
例えば、カンジタ菌。特に女性にとっては身近なものでもあります。
(免疫が落ちるといつもはおとなしい菌達がざわついてトラブルになりますよね)
皮膚にも常在菌がいて、肌を守ってくれたり色んな役割を果たしています。
美肌菌ともいえる善玉菌、普段はニュートラル状態だけどバランスを崩すと悪にも走る日和見菌、
悪さをする悪玉菌。
①善玉菌 表皮ブドウ球菌・・天然のグリセリン=保湿 ・皮膚のバリア機能を高める。
肌を弱酸性に保ち他の菌の増殖を抑える
②日和見菌 アクネ菌・・皮脂膜の基となり、紫外線から肌を守る(増えすぎるとニキビに)
③悪玉菌 黄色ブドウ球菌・・食中毒で有名な菌。(感染症やアトピー性皮膚炎の原因とも)
ニキビの原因菌といわれるアクネ菌は全てが悪に見られがちですが、実は日和見菌。
本来は悪者ではないんです。付き合い方次第で、良くも悪くもなるんですね。
菌との付き合い方で大切なのはやはり「肌環境のバランス」と「バリア機能を保つ」こと。
やり過ぎは禁物です。
ニキビトラブルが多い人は、薬用せっけんで洗いすぎや
(薬用…とあると効きそうですが・・化粧品の落とし穴でもあります)
アルコール分の強い化粧水の使用等で、悪循環を生んでることも多いです。
(強い成分は一時的に殺菌はするが、かえって皮脂膜=バリア機能を壊しトラブルを繰り返す)
敏感肌・アトピー肌も娘の経験からみて、洗いすぎないようにした方がよいと思います。
そして今多いのは消毒や手洗いによる手荒れですが、こちらも保湿でバリア機能を回復させることです。
また、適度に汗をかくことも大切(善玉菌のエサとなる)
そして、腸内細菌つまり腸内環境との関連も大きいので食生活を見直すことも必要ですね。
◆美肌菌を育てるには・・・
*食生活や睡眠といった基本的な生活のバランスを整える。
*常在菌のバランスを壊さないよう洗い過ぎをやめ、シンプルスキンケアを心がけましょう。
*バリア機能を保つには強い成分のものではなく、作用の穏やかなものを選びましょう。
クレイや芳香蒸留水は使い方はとっても簡単なのに肌の状態を調整してくれます。
例えばクレイなら…クレイだけで洗う洗顔が簡単。
余分な皮脂や毛穴の汚れを吸着してくれる(ニキビケアはここが大事)
肌に保水力を与え、皮脂膜や常在菌を守りながら洗うことができます。
芳香蒸留水なら…そのまま化粧水に。
肌を弱酸性に保ち、(種類にもよりますが)抗炎症作用や収れん作用で肌を引き締めます。
クレイは美肌のケアだけでなく、修復力を早めてくれる作用があるので
怪我した時の傷や手荒れに、クレイパックも良いのです。
アトピー肌の娘の薬だけに頼らない肌ケアをきっかけに
アロマ等のナチュラルケアを取り入れ始めました。
クレイも娘はもちろん、敏感肌の私も使ってきてよいなぁと実感しているので
7月から始めるクレイファンデーション講座も
肌ケアやトラブルでお悩みの方に、少しでもお役に立てればいいなと思ってます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
アロマ&クレイ・キッチン蒸留 教室
@宇都宮 Aroma Enne(アロマエンネ)