ある年末年始の日のこと
2017.01.01 15:00
初詣に向かう途中、夜の藤沢の街をゆっくりと歩いていると、
「お、こんなところにこんなお店あったんだ」とか、
「おお、ここにこんなオシャレなマンションあるんだ」とか、
「え、ここに神社!?」みたいな、
新しい発見が沢山ありました。
車や自転車でぶーんと通り過ぎちゃうと見えない、
どこか愛おしい彩りを持つ街並みが、確かにそこにありました。
祖母と初詣に向かう途中、祖母のペースで歩いていると、
「お、こんなところにこんな木があったんだ」とか、
「おお、この道こんな風に変わったんだ」とか、
「わ、トカゲいた!」みたいな、
どこか懐かしい気付きが沢山ありました。
何かに急かされて足早に歩いていたんじゃ気付けない、
そんなものは静かにどこかに、だけどそこら中に溢れているのです。
いいもんだなぁ、とつぶやいてみると、
何でも、なんとなくいいものに思えてくる。
悪くないなぁ、と笑ってみると、
何でも、悪くなくなってくる。と、いいなぁ。
もしかしたら、その時その時で大切にしたいものや、大切なものは変わるけど、
その時その時で、その大切を一生懸命大切にできる人になろう。
時間は、前にしか進まない。
いい変化も、悪い変化も、少しずつ受け入れながら、
また明日をなるべく楽しみにできるような、今日を生きよう。
fastもslowも、どっちも大事。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございました。
散文失礼致しました。祈祷もしたし、全身全霊で全員合格、目指します。