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精神の疲労と回復。〜蒸しもろこし〜

2021.06.16 01:08

疲労がピークを超えてしまい、回復に時間を要した。

まだ若干、完全体ではない感じがある。

イベントが大変だったというより、あれこれ手を出してまわった上、休む事を疎かにしてしまった、私の判断ミスである。

なんだかんだ予定尽くめだったし、そんな中、オールもしちゃったしなあ。

人と過ごすと、無駄に気を遣う性格が祟って、少しずつ脳のHPが削られてゆく。

忘れ物の受け取り後、調子に乗って日曜日の新宿に繰り出したのがまずかったな。

人混みが本当に駄目なのだと思い知らされた。

普段だったら多少は大丈夫なのだけれど、心身思いの外疲れ切っていたので、結構堪えた。

この1ヶ月は人に会い過ぎたからだろう。

先日の映画祭の日もそうだったが、ある程度脳が弱っていると、そこから離脱するエネルギーも判断力もなくなってしまう。

結果、砂漠化によりただただ弱りゆく自然動物のような状態に。

危なかった。

外出先で何かしらの症状が露呈していたら、回復までもっともっと時間が掛かっていたと思う。

以前は、人との約束やライブの後、1週間寝込むのがデフォだった。

それに比べればマシではあるが、久々にデカいのがきたなという感じ。

じみちゃんがこの間、

「お金減っちゃうけど、ヤバくなってからだと時間もお金ももっと掛かるから、仕事お休みしたんだ。」

と言っていて、分かりみが深過ぎた。

そう。

ギリギリの状態ならまだ引き返せるが、一度決壊してしまうと、深い切り傷のように、なかなか塞がってくれないのだ。

だからそもそものギリギリを未然に防ぐ必要がある。

心の疲労が厄介なのは、目に見えないところ。

とはいえ、映画祭の時の症状がフラグだったのかもしれない。

ちゃんと休めてあげられなくて、ごめんね、私。

1日1日のストレスは、その日もしくは翌日には和らげていかないとだったよね。

切り傷とまではいかないけれど、心の皮が剥がれてヒリヒリした状態なので、日々の解消に加えて、その分もきちんと手当していかなくては。

一旦持ち直すべく、しばらくは静養モードをフルにしようと思う。

呑みの予定も多くあって、まともな食事をしていなかったと気付く。

衣食住は要だもんね。

今は節約よりも、自分が食べたいと思ったものや、栄養のあるものを食べてあげなくちゃと色々買ってきた。

とうもろこしが安くなっていたので購入。

結局は安さに惹かれてしまう運命らしい。

葉付きで買ったのは初めてだった。

圧力鍋で蒸しもろこしにして戴きました。

甘くて美味しい。

旬のものは栄養価も高いから、積極的に食べていきたいよね。

ごはんが100gくらいしか残っていなかったけど、お野菜を入れまくったらすごいカサ増しされた。

チャーハン的なもの。

緑黄色野菜は、見るからに元気の源だよね。

色も力強いし。

炒めていて、やっぱり鉄フライパン欲しいなあと思いました。

やはり、リバーライト極を買うしかないか。

ティファールのフライパンがもうそろそろ寿命のようなので、本格的に検討しよう。

ヨーグルトを買おうか悩んだけれど、牛乳混ぜたり工夫しないと正直酸っぱくて苦手なので辞めた。

健康の為とはいえ、毎日、

「酸っぱい。イヤ。」

となりながら食べるのはいかがなものなのかと。

そっちの方がストレス溜まるよな。

自分の為に、嫌なものは嫌、と逃げまわらなければ。



中学時代に付き纏ってきた女の子を思い出した。

転校してきたその子は、かなりプライドが高く、以前在籍していた学校の話や、

「私の父は警察官なの。」

というような自慢話ばかりするので、みんなに煙たがられていた。

私だけ外面に出さないので、その子は毎日私の所に来た。

自慢話が鼻につくという感覚をそもそも持ち合わせていなかったし、

「へえ!そうなんだ!」

と、心の底から思っていた。

でもどこか不愉快な気持ちはあった。

相手が自分を見下しているのを、肌で感知していたのだと思う。

放課後、ホワイトボードにブランドの名前を穴あきで書かれ、

「はい!じゃあこれはなんでしょう?」

と聞かれた事があった。

フェ○ガモと書かれたそれを読み上げると、

「え?わあ、すごーい。じゅんちゃんわかるんだあ!」

と頭を撫でながら褒められた。

その時、なんでお前答えられるんだよという空気を含ませてきたので、あ、これは舐められているなと確信した。

そもそも、正解したから頭を撫でるという行為自体、ヤバい。

芸事仕込む動物か何かかよ。

私は当時ブランドのフェ○ガモなんて知らなかったが、フェときて次にくる文字がそれしか思い付かなかっただけであった。

私は私で、違うベクトルでませたガキだった。

とりあえずその事は胸にしまって今日まで生きてきた。

そんなトンデモエピソードの数々に心がザワつきつつも、引っ越してきた彼女がクラスで孤立してしまう事の方がよくないなと思い、私はにこにこ話を聞き続けていた。

我ながら、お人好しが過ぎている。

思春期の女子学生特有の真似っ子も、山程された。

その為私は、人に真似をされるのが大嫌いだ。

結果的に同じ選択に至るとか、双方の同意により足並みを揃えるのは分かるのだが、てめえの意見も無しに猿真似してんじゃねえぞと血管がブチ切れそうになる。

グループで群れるのも、すごく苦手。

私は私で、特異だったのだと思う。

彼女が孤立しないようにと立ち回ったが、その他様々な要因もあって、私は不登校の引きこもりになった。

今思えば、すべての不愉快を放棄して逃げ込んだのだ。

あのまま無理を続けていたら、もっとヤバかっただろうか。

校内のどこで自分の首を掻き切ってやろうかな、などと死に場所ばかり考えて引きこもっている時点で、既にヤバさの極みだったような気もする。

完全に病気だったんだろう。

振り返ると、たくさんの危険人物が、彼女と同じようにふよふよと私の元に現れた。

私も私でその時心細かったのか、はたまた極限状態で判断を見誤ったのか、ジェットコースターのような心労と先の自分への地雷ばかり増やしてきた。

今こそ、正常に引きこもろう。

邪気、退散。

食事と睡眠、適度な運動。

そして、刺繍や読書、楽器などの好きなこと。

今きちんと習得しておかないと、次いつ整えられるかわからない。

私は大丈夫。

気付けているだけ、大丈夫。

リラックマが心配してくれた。

なでなで。

他人様に二重三重に気を遣う性格はどうにもならなくて、私には自我を持たないぬいぐるみくらいが丁度良いのかもしれないと思った。

小さい頃、家中のぬいぐるみを集めてきて布団に寝かせてやり、私は横の床でなにも掛けずに寝ていた事を思い出した。

駄目だ。

ぬいぐるみ相手でこのザマだ。

自分と世界の境界線が曖昧な夢の中レベルでないと、私の神経は休まるところを知らないのかもしれない。

以前夢日記を付け続けていた姉が自分の頭の斜め上あたりを掴むようにして、

「夢が現実みたいになってきて気持ち悪い。この辺りに脳みそがある。」

と言い出したのを思い出した。

駄目だ駄目だ。

夢に没頭すると、それこそ統合失調症あたりに昇格してしまう。

ぼんやりしていると嫌な事や自責がのしかかってきてしまうから、とりあえず熱中できそうな事をやろう。

セントジョーンズワートのハーブティーを飲んだら少し気持ちが落ち着いた。

無くなっちゃったから、富澤商店で買ってこなくては。

高円寺の紅茶屋さんにあるかなあ。

今日出掛けたら見てみよう。

落ち着け、精神。

やすまれ、心身。

浄化の雨を感じながら、安らかに過ごします。