気象病
自然との付き合い方
最近、天気予報などテレビを見ていると気象病という言葉をよく耳にします。
梅雨の季節だからでしょうか。
季節の変わり目や、低気圧が近づいてきて雨の降る前など、頭痛がしたり気持ちが落ちこんだりして体調を崩すという話もとても良く聞きます。
その他、人によってめまいや身体のだるさなど症状はさまざまのようです。
原因は、ストレスや疲れからくる自律神経の乱れなのですが、寝込んでしまったり、生活ができなくなってしまうほど辛いことを除けば誰にでもあると思うのです。
それは、昔のように雨が降った日は漁や畑仕事をお休みしていた時代と違って、現代人の生活は忙しすぎるからです。
身体は休んでいても、24時間インターネットで色々な情報を得られる今は脳が休む暇もありません。
中国から伝わった考え方で、季節の変わり目にあたる期間を土用と言います。
日本では、土用というと土用の丑の日に鰻を食べることを思い浮かべますよね。
実は土用というのは年に4回あり、期間もそれぞれ18日間になっています。
この季節の変わり目に、やってはいけないと言われている事もあります。
それは、土いじりに新しい事に挑戦する事、旅行は良くないとされています。
土いじりの中には、畑仕事の他にも住宅の基礎工事や井戸掘りも含まれ、つまり大変なことや身体の負担になることはやらない方が良いとされてきました。
この期間は、体調を崩しやすく医療も発達していなかった為に病気も重くなりがちでした。
昔の人はそれをきちんと身体で感じて、体調を整える努力をしてきたのだと思います。
それを思うと、なかなか簡単には仕事が休めない現代人は、仕方のないところもあるのかなあと思います。
自然との付き合い方を含めて、生活を見直す事も必要なのかもしれません。
ヨガや軽い運動も自律神経を整えるのにはおすすめです。
無理をしないで疲れた時にはゆっくりと休む事も忘れないでくださいね!
今朝はどんな気分で目覚めましたか?
朝目が覚めると、部屋に入ってくる光の量でとても良いお天気なのか、どんより曇り空なのかなんとなくわかりますよね。
私は曇り空だと朝の目覚めが、とてもゆっくりになります。
心のどこかでのんびりいこうと思うのだと思います。
大きな物の洗濯は明日にまわそうとか、買い物は明日にしようとか!
晴れた日はその反対で、こうしちゃいられないとばかりに元気に起きて、掃除機を隅々までかけて雑巾掛けまでしちゃおうとか!
身体と心の声を聞いて、その日のペースを決めています。
調子が良い日の私にも何となく気が乗らない日の私にも、どちらの私にも
「いいよ 素敵だよ」
と声をかけて一日を始めています。
仕事はなかなか調節ができませんが、私はできる範囲でこんな風に調節して、自分を精一杯応援して優しくしてあげています。
もちろんヨガも忘れずにしていますよ。
自然に身をまかせてみると、リラックスして色々なことが意外と上手くいくと私は思っています。