みんなで手作りのバサー
よいお天気にめぐまれた今日、
たんぽぽ恒例のバザーが開かれました。
開店時間になると、地域の皆さんがたくさん
たんぽぽ広場の前の道に集まってきてくださいました。
たんぽぽのバザーは園の保育者やスタッフはもちろん、
保護者のお父さんお母さん、そして卒園児たちや
その父や母も参加して一緒に作り上げるものです。
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開始前のミーティングの様子
手芸などが得意なお母さんたちが
この日に向けて手作りの手芸小物などを
色々と作りだめてきてくれます。
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子どもが着古したけどまだ誰かに使ってもらえる
お古の衣類や、使い古したおもちゃや本、
未使用の引き出物などの雑貨類なども園に持ち寄って、
値段をつけて買ってもらう準備をしたりします。
お値段はぐっと安価にさせてもらって、ちょっとした
使い古しのリサイクルです。
バザー直前になるとクッキーやパウンドケーキを
園のオーブンで焼いてラッピングしたりします。
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毎年かわいいクッキーや焼き菓子がズラリ
また当日の朝には各家庭で炊き込みご飯を炊いたり
焼き菓子など手作りの食品を、お母さんたちや
OBさんたちが自分の出来る範囲で
用意してくださいます。
朝、炊きたてのご飯もの
当日も、園でトン汁を作ったり、
お父さんたちが広場で焼きそばを焼いたり、
水餃子やフランクフルトを作るなど
バザーのための準備をします。
また、小さいお子さんのお客さんのため、
ゲーム店も用意します。
今年は魚釣りゲームや、ボウリング、
くじ引きなどもありました。
こうして続けてきたたんぽぽバザーは
地域の方々にも覚えてもらえ、
毎年たくさんのお客さまがいろんなアイテムや
品物を買ってくださいます。
地域の皆様に支えていただき、
続けさせていただいていると思っています。
ありがたい限りです。
それからバザーには、卒園して小学生や中学生になった
元園児も集まって(時には高校生や大学生まで!)、
バザー店舗のお手伝いを担当してもらいます。
商品の整理をしてくれる卒園児
開店前に自分のお目当てのおもちゃを物色する卒園児
「トン汁おいしいよ~!」「買ってください~」と
お客さんに声をかけたり、
お金をもらっておつりを渡す仕事をしたり、
ゲーム店舗でルールの説明をしたり、景品を渡したり、
お客さんたち盛り上げたり、
子どもなりの活躍の場です。
卒園した子たちがこうしてたんぽぽに戻ってきて、
先生や友達と再会し、そしてバザーで働き手となって
お仕事をする機会ともなっています。
働いてくれた卒園児には、
お礼にトン汁をふるまって食べてもらい、
ゲーム券を渡して楽しんでもらっています。
卒園児のお母さんお父さんからは、
社会経験になるとか、お仕事体験みたい、
友だちと久しぶりに会えて毎年とても楽しみにしている
などと好評です。
卒園してからも、こうして卒園児たちは戻ってきて、
先生に会って「ただいま!」、
先生から「おかえり」「髪がのびたね!」、
お母さんたちからも
「もう6年生?」「背が高くなったじゃない~!」と
言ってもらえる、そんな場所にもなっています。
卒園児たちにとっても、いつでも帰れる居場所として
たんぽぽが変わらぬ姿としていつもあります。
卒園してからのつながりも強い。
たんぽぽの誇りの一つです。