リアルな場面にこそ価値がある。
先日来てくれた、たし君からセリカのお葉書が届いてて、手に取った瞬間に泣きそうなぐらい興奮しちゃいました〜。
あ、泣きはしないけどね。
たし君、マジで嬉しい!ありがとう!
やっぱ、現像して残してこそ写真って生きてくるんですね〜。SNSが普及して、クラウドなどに写真は貯めていけるけど、こうして手元に残る形にしてこそ、その写真の価値が出てくるんだろうなぁ。ヘアースタイルも、写真映えのためだけでなく、ゲストさんの生活の中でこそいきてくるんだろうなぁ。
すごく複雑で、凝ったデザインも素敵だけど、ゲストさんの生活に馴染んだシンプルなデザイン。いや、デザインと言うかヘアーカスタマイズという方がいいのかな。ほんのちょっとしたデザイン(施術)が、そのゲストさんにとって凄く大きなことだったりする。そんな事を、美容師歴23年やってきて感じてます。
例えば、いつも来てくれるさおりちゃん。
近く行われる、人生のイベント前にヘアースタイルを整えに来てくれました。基本的にそんな派手なデザインではなく、顔まわりのクセをストレートにしたり、気になる毛先を綺麗に整えたりさせてもらってます。施術内容で言えば、ごくごくシンプルな内容です。それでも、さおりちゃんが気になることが解消されたり、普段の生活の中で髪のお手入れがやりやすくなるようにしていくのです。その中に、ちょっとしたスパイス(変化)をプラスしてヘアースタイルを楽しんでもらう。それが、美容師としての僕の役割なんだろうなぁって。
もちろん、最新の情報や技術の勉強は必要です。そうでないと、ちょっとしたスパイス(変化)をプラスする事ができないので。そのための勉強を、しっかりとやっていこうと思う今日このごろです。
リアルな場面にこそ、そのモノの価値が出るように日々精進です。