レーザーカッター『FABOOL Laser Mini』でモノづくり(組み立て後編)
『FABOOL Laser Mini』の組み立て、いよいよ今回は後編です。基板の取りつけ、配線、レーザーユニットの取り付けを行い、一気に完成させてしまいますよ!
●基板の取りつけ[15分]
レーザーカッターをコントロールするための、レーザー基板とコントロール基板を取りつっけます。1.6Wと3.5Wモデルで取りつける基板が違うので、マニュアルでは該当する部分を読むようにしましょう。特に3.5Wモデルを組み立てている方、記載があるのはマニュアルの下のほうですよ!
モノボックスが購入したのはハイパワーの3.5Wレーザーを搭載するパワーアップモデル。高出力のレーザーを使うことで、厚い素材もより短い時間でカットできるんです!
●配線[20分]
箱からケーブル類を取り出して、レーザー基板とコントロール基板の配線を行います。それに続いて、基板とモーターやリミットスイッチも配線していきましょう。
レーザー基板とコントロール基板を配線する手順も、1.6Wと3.5Wモデルで違いがあるので、マニュアルでは該当する部分を読むようにしましよう。
モーターやリミットスイッチも配線していきます。ケーブルが他のパーツや動作に干渉しないように、マニュアルを見ながら結束バンドで固定していくのがポイント! 固定できたら、結束バンドの余分なところはニッパーで切ってしまいましょう。
●PCBケースの組み立て~レーザーユニットの取りつけ[20分]
基板を覆うPCBケースを組み立てます。熱がこもらないようにファンも取りつけるようになっています。
この手順も、1.6Wと3.5Wモデルで違いがあるので、マニュアルでは該当する部分を読むようにしましょう。
続いて、レーザーユニットの取り付けです。Laserケーブルはじゃまにならないように結束バンドで固定しておきましょう。
ここまでで、すべてのパーツを取りつけ終わりました。もう一度、パーツがしっかり取りつけられていること、ケーブルが正しく配線されていることを確認してみましょう。すべてOKなら、いったん電源を入れて、PCBケースとレーザーユニットのファンが回転することを確認します。
ここまでは順調のようです。ファンも問題なく回転しました! いよいよ次は準備・調整をして、実際に造形に挑戦してみます。果たして、トラブルなく動くのでしょうか!?
[text by 池田利夫]