汚れやすい髪
新年あけましておめでとうございます。
ケアルタイムの村上です。
今日は髪の毛の疎水と親水のお話
・・・・・・
むつかしそうですか?
では
最初に面白い事を言いますね。
ダメージしてる髪は汚れにくい!!
ダメージが少ない髪は汚れやすい!!
ふふ
どう説明しましょうか
えー
健康な髪は油と馴染みやすいのですね。
油と馴染みやすい=疎水性(親油性)
水と馴染みやすい=親水性
と言います。
ヘアダメージしていくと
どんどん髪の毛は親水性になっていきます。
髪の毛を濡らすとビッチャビチャになります。
乾くとパッサァってなります。
油分や脂質も馴染みにくくなります。
健康な髪は
水をはじきます。
乾いても潤いが残っております。
油分に馴染みやすいです。
そう
汚れや皮脂は
油です。
健康な髪ほど馴染みが良いのですね。
健康な髪ほど汚れやすいのです。
毎日使うシャンプーの洗浄成分
強いタイプが適しています。
経験ないですか?
「あれ今日泡立ちわるいな。」
シャンプーが髪質にあってなかったり
油汚れが多いと
泡立ちが悪いのですね。
シャンプーの洗浄成分は
界面活性剤です。
以前書きましたが
油と水を馴染ませて洗い流すわけです。
その界面活性剤の力が足りないと泡立ちが悪かったりします。
ダメージ毛の場合は
弱めの洗浄成分(界面活性剤)でもしっかり泡立ったりします。
もともと汚れも付きにくいですし、スタイリング剤やヘアケア剤も馴染みにくく
すぐ洗い流せます。
健康な髪は強めの洗浄成分
ダメージ毛は優しめの洗浄成分
で問題ないと思います。
でも
問題がひとつ
健康な髪は油と相性が良い
ダメージしている髪は油と相性が悪い
・・・・・・
そう
ダメージ毛にはトリートメントやヘアケア剤が
付きにくいww
逆に健康な髪にはしっかりと付きます。
CMで見たことないですか?
ダメージ部分に有効成分が~
・・・・
あれウソです。
うそではないかもしれませんが
健康な部分のほうが有効成分
たくさんついちゃうんです。
ベッタベタです。
ダメージ用のシャンプー・トリートメントを使って
ベッタベタになった経験ないですか?
ダメージ用のシャンプーは洗浄成分も弱いでしょうから
どんどん油汚れがたまっていきます。
ヘアダメージが強い方は丁度良いのかもしれませんね。
根本からダメージしてたらですがwww
ヘアダメージしてる方も根本は健康な場合が多いです。
ダメージ用のシャンプー・トリートメントで
毛先は良い感じですが、根本がベタベタ臭いも気になる・・・・
いやですよね。
自宅でするトリートメントやヘアケア剤はダメージしている部分だけに付けましょうね。
どんどん泡立ち悪くなりますし
油汚れも溜まっていきますよ。
個人的には
健康な髪もダメージしている髪も
しっかり洗って汚れもトリートメントやヘアケア剤の成分も
毎日リセットして
必要な部分に必要な油分を足す!!
が良いと思いますよ。
ダメージ毛に油分が蓄積されていると
負のループが起こりますし
ダメージが進む場合もあるかもしれませんよ。
油分の蓄積
↓
美容室でパーマやカラー
↓
油分によって剤が邪魔されるので
強めの薬剤を使用する
↓
必要以上のダメージ
↓
蓄積していた油分も落ち
パサパサ
↓
また油分の蓄積で
しっとりしてくる
エンドレスです。どんどんヘアダメージは蓄積していきます。
ヘアダメージは美容室の施術で回復していきましょうね^^
もちろんサロントリートメントなどではなくダメージコントロールで回復するという事です。