求人と国家資格取得を目指すこと
言語聴覚士の就職試験のピークはだいたい夏~秋にかけてが多くなります。
そのため、例年6月を過ぎる頃から、少しずつ次年度4月付の職員募集が届きます。
コロナの流行があって、離職率は少ないためか、昨年広島県内の言語聴覚士の求人は少なめでした。
関東、関西地方はあまり変わらず、たくさんの求人が来ます。昨年度の修了性は県外に飛び出していった人が多かったように思います。
広島での求人が増え、広島で言語聴覚士が地産地消?出来たら嬉しいです。
医療系の資格を取得したいと思う方の動機は様々あるかと思います。
大学を卒業する時に、思ったような業種の就職が叶わなかったり、見つけられなかったりして、資格を取得し直したいと思ったり、
一旦社会に出たものの、もっと大きなやりがいを見つけたい、キャリアアップしたいという思いが芽生えたり、
不安定な収入から安定した収入にしたいと思ったり。
大学を卒業した、という資格だけではなく、さらに国家資格という資格を手にして仕事をしたいとなった時、生活を踏まえて通信教育で取得ができたり働きながら取れる資格から探されるのだろうなと推測します。
だから、一旦仕事をやめてまた学生をするということはとても大きな決意を伴いますし、大学卒業して再度学びの道に進むということも、経済的な不安など伴うでしょう。
家族からの支援や奨学金などの利用などが必要になります。
当専攻科は今年度から、「専門実践教育訓練給付制度指定講座」に指定されました。
少しでも負担が少なく、また、履修期間短く、また、大学を卒業した事自体も活かせるのは、医療系国家資格の中でも言語聴覚士の強みではないかと思います。
履修期間が短いと言うことはその分大変でもあります。講義が隙間なく入ってくるのでアルバイトや働きながらでは単位を落としてしまうことになります。
大学だから夏休みや冬休みなどの長期休暇があると思ったら大間違いです。
でもそんな長期休みがあって履修期間が長引くより、少しでも早く資格を取得したいという意欲があれば乗り切れる期間だと思います。
改めて自身の『これからの仕事』を考える時、言語聴覚士がその選択肢の1つに入ってくるのであれば、是非挑戦してみていただきたいなと思います。