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Libiamo piano class

ピアノを習うのに必要なこと2つ

2021.06.18 02:37

私の考える、ピアノを習うのに必要なこと(もの)を、次に挙げます。

最低限の2つです。

この2つにご協力いただけるなら、ピアノを習うことが、意味のあるものになると思います。


①楽器

これは、たくさんのピアノ教室の先生がおっしゃっていますが、生のピアノです。

中古でも構いません。

きちんと調律したピアノが必要です。


造りが全く違うのでおすすめしませんが、すぐに用意できないならピアノタッチの電子ピアノです。


私の教室では、譜読みを大事にしますので、とくに最初はピアノ演奏と一緒に、書いたりリズムうちをしたり歌ったりを並行して学びます。

ですので小さいお子さん(未就学児)で初めの1〜2ヵ月は楽器がなくても何とかなります。


ピアノの鍵盤の押し方に入ったら、どうしてもお家での反復練習が必要になるので、楽器が必要になります。

 

②お家での練習

これは、たくさんすればする程進めますが、たくさんは要求しません。

週一のレッスンなら間に6日ありますが、毎日なら最高!

無理でも1日おき、そうなると、たった2~3日の練習です。

そのペースなら、はじめは1日10分から20分で弾ける課題です。


②-1.はじめはお家での練習についてあげる。

これは、譜読みが少しできるまでです。あとは、生徒さんの性格によりますが、はじめから、練習しておいで!とひとり他の部屋に行かせてきちんとしてくる子は稀です。


教室では、課題の弾き方までを教えてお家で反復できるようにして帰ります。

その内容も帰ってすぐに忘れてしまって思い出せないような年齢や段階の生徒さんは、お家の方も同伴でレッスンに来ていただいています。


大変でも最初はお子さんの横について見ていてあげる、そして頑張ったことをほめてあげるだけで十分です。

教えなくて大丈夫、口を出すとむしろ反発したりやる気を損なうので、ニコニコしてきいてあげて、どんな事をならったのか教えて、と聞く方がいいです。


もうちょっと弾くとつっかえずに弾けるのになぁ。と思っても嫌になるまでさせないできりあげるのが続くコツです。


②-2.やる気をあげる工夫

お家練習へのやる気をあげる工夫は、お子さんの性格を理解している親御さんの工夫が大事です。

時間決めや目標設定、ご褒美など、皆さん試行錯誤しています。


ひとつ加えて欲しいのは、クラシック音楽を聴かせてあげることです。

楽譜には記せない空気感、呼吸、間のとり方はきいて心地よいと思うことからセンスが生まれます。

音楽的、というのはそこです。

後に興味を持って吹奏楽やジャズ、ポップスなど他のジャンルをやっても、そのセンスは活かされます。


あんな曲を気持ちよく弾けるようになりたい、弾いてきかせてあげたい、というのは1番のやる気につながります。

今は学校でもクラシック音楽に触れる機会が減りました。

普段聴かない音楽の心地良さはわかるわけがありません。日常触れて染み付いていくものです。