ミスをしてしまうあなたに伝えたい「落とし穴がある道は早歩きしない」ということ
勉強中、そこそこミスをするのに、全然気をつけないで突き進む子がいます。
例えば数学の計算がわかりやすいですかね。10問解いて1、2問はミスするのに、注意もしないで先へ進む子です。あなたそれ危険です。成長が大幅に遅れます。
大前提として、彼らがよく口にする「ケアレスミス」や「凡ミス」というのは嘘です。
想像してみてください。学校からのいつもの帰り道で道に迷ったら「え、私ヤバい」と思いませんか?わかっていることを間違えるというのはそれほど危険なことです。楽観視するのはやめましょう。凡ミスではなく「重大ミス」と呼んでもいいぐらいです。
そんな重大ミスを恐れずに何も考えないで先へ進もうとするあなたの勇気は立派かもしれませんが、いつか大事なタイミングでその勇気が仇になる可能性もあります。その勇気は別のところで使いましょう。
再度、想像してみてください。落とし穴がある道を早歩きでズンズン進む人はいないですよね。それと同じです。計算問題10問解くときも、細心の注意を払って、慎重に進んで、落ちることなくゴールへと辿り着くことを狙ってください。
途中式を書く、計算の工夫を使う、目線の移動を少なくする。あなたがベストだと思う方法で、安心安全のフィニッシュを目指してください。
ここでもし、細心の注意を払いながらも間違えてしまったなら、それは理解不足や知識不足に原因があることが多いです。要は「わかったようでいてわかってなかった」のです。この発見は悪いことではありません。おかげで未来のあなたが大事なタイミングで穴に落っこちることがなくなります。
コツコツ一歩一歩、自分と向き合いながら歩く。
それができる人が結局強いんです。
スピードよりも、まずは正確さね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
ちなみに、宙を飛ぶように走れる人が1億人に一人ぐらいいるかもしれませんが、その人は凡ミスしないので大丈夫です。