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Cabalgata de Reyes(東方の三博士のパレード) 2017 de A Coruña

2017.01.06 22:50

スペインのクリスマスは今日1月6日(Día de los Reyes Magos)まで。 

スペインではサンタクロースではなく東方の三博士( Los Reyes Magos)がプレゼントを運んでくる。

 聖書には、1月5日の夜東方の三博士が星に導かれラクダに乗ってイエスのもとを訪れ、イエスの生誕を祝うために贈り物(黄金、乳香、没薬)を持参したという言い伝えがある。

それを祝うのが主御公現の祝日(1月6日)で、スペイン全土でプレゼント交換が行われ、昼食後にロスコン(Roscón)とういリング形のケーキを食べる。

このケーキの中には小さな人形が入っていて、それに当たった人はその年幸運に恵まれると言われている。  


この東方の三博士(Reyes Magos)は、国も年齢の違っていて、国が異なった文化、年齢が人間の3つの時期を象徴しており、イエスの救世主としての普遍性を意味している。 

Melchorは、白いひげを生やした中東の壮年の博士。 

Gasparは、アジアの老博士。 

Baltasarは、アフリカの青年博士。 


東方の三博士がやってくると言われている1月5日は、スペイン中の都市でCabalgata de Reyesというパレードが盛大に行われる。  

私の住むBetanzosでもパレードが行われるが、今年はA Coruñaに見に行った。

18:00 パレード開始。

時間前からパレードのコースの沿道は子供達とその親で一杯。

子供達は手にスーパーのレジ袋を持って、今か今かとパレードを待っている。 

今年は13台の山車、消防隊、4台の汽車型の乗り物がパレードするとのこと。 

全ての山車に乗っている人(ほとんどが子供)から沿道に向けて投げられるCaramelo (キャンディー)を受け取ろうと子供達は袋を手に待ち構えている。 

東方の三博士が登場すると、子供だけでなく大人たちも子供に戻ったかのように大興奮。

メルキオル (Melchor)

ガスパール(Gaspar)

バルタサール(Baltasar)

20:30 Coruña庁舎前の広場(Plaza de María Pita)に到着。 

その後、東方の三博士が庁舎2階の中央バルコニーから姿を現し、Cabalgata de Reyesは無事終了。

バルやレストランの建ち並ぶ、Barrera、Galera、Olmos、Estrella通りはすごい人。 

自分も一杯飲んで帰宅。

スペインでは1月6日でクリスマスが終わり、クリスマス飾りも取り外され、新年が始まる。 

明日土曜日から一斉にセール(Rebajas)がスタート。 

クリスマスに食べ過ぎた人も明日から普通の生活に戻り、2月の謝肉祭(Carnaval)に備えしばしのダイエット。