「移籍の噂」vol.18　～サンプドリアの最終ライン再編～

サッカーを専門に扱うイタリアの大手メディア「Calciomercato」から、カルチョファンが興味を引きそうなニュースをpick upするコーナー「移籍の噂」。

今シーズンSBの主力が怪我で離脱するなど、なかなか最終ラインが安定しないサンプドリア。サイドから突破されてボックス内へのクロスの供給を許すシーンが多い印象だ。フロントはそのSBのてこ入れを行うようだ。その第一段階は昨シーズンの序盤戦での活躍ぶりからユベントスをはじめとするセリエAの他クラブのスカウトも注目していたポルトガル人の若武者の放出になりそうだ。

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 ・ペドロ・ぺレイラがポルトガルの古巣に復帰か

image@http://www.fmportugal.org/index.php

やはりサンプドリアはこの冬の移籍市場で1人の若きサイドバッカ―を放出するようだ。

ポルトガルのスポーツ専門サイト『A Bola』によると、ベンフィカはホルトガル人のRSBペドロ・ぺレイラ（18）の再獲得に近づいており、移籍金300万ユーロでクラブ間合意に達したようだ。

また今シーズン、サンプドリアはベンフィカから1年間のレンタル移籍でセルビア代表のMFフィリップ・ジュリチッチ（24）を獲得しているが、このペドロ・ぺレイラの取引に絡めて買い取りオプションを行使する模様。ただジュリチッチはマインツやサウサンプトンにレンタル移籍した時と同様に今シーズンも出場機会に恵まず、思うように結果を出すことができていない。

クラブは1/4（水）にレギア・ワルシャワからポーランド代表のRSBバルトシュ・ベレシュインスキ（24）の獲得を発表、これに伴い本職が同じポジションである彼は余剰戦力になると見られている。

今シーズン彼はスタメン出場がわずか5試合に留まっており、前節のウディネーゼ戦では途中出場したもののピッチに立っていた時間はわずか7分だった。ヤコボ・サーラが怪我による長期離脱中であるため、今節のナポリ戦でもおそらく彼はベンチ入りするだろう。

2015年、ポルトガル代表U-17に選出されると同時にベンフィカの下部組織からサンプドリアに加入した彼はワルテル・ゼンガ監督のもとで存在感を示し、セリエAで将来有望な若手として注目されていた。しかしゼンガが成績不振に伴ってシーズン途中に解任されてモンテッラが就任すると同時に出場機会が激減し、シーズン後半戦はほとんどの時間をベンチで過ごした。

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