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遺失物保管所

ヒトラーの忘れもの

2017.01.04 03:10

2017年1月4日(水)


「ヒトラーの忘れもの」


@テアトル梅田


少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます(´Д`★Α ΗΑΡΡΥ ΝΕШ ΥΕΑЯ☆´Д`)


こんな変な事ばかり書いているBlogを読んで下さり(居るのかしら?)有難う御座いますm(_ _)m


どうしょうもないヘタレ人間ですので、少しは改善して


「誇り高き奇変人&貴腐人」


の精神でいたいなぁ〜と思ってます。


今年2017年最初の鑑賞記録の記事です。


第二次大戦後のデンマーク。

ナチス・ドイツの占領から開放されたデンマークの海岸にはナチス・ドイツが連合軍の進行を阻む為に無数の地雷が設置されたままの状態。


そして、そのデンマーク側が地雷を除去する作業に充てられたのは、ドイツの少年兵達だった。


作品では2000人(確か)地雷撤去の作業にドイツの少年兵が従事させられて半数は命を落としたそうですㅠㅠ


この作品では、デンマークのナチス・ドイツの残した地雷の除去の題材を11名のドイツの少年兵と彼らの監督役であるデンマークのラスムスン軍曹との物語を通して描かれていました。


ドイツ・デンマークの合作なので、地雷を取り除く作業で命を落とす少年兵達も可哀想でしたが、彼らの監督役のデンマークの軍曹も幼い子供がこんな事をしてる姿に同情を寄せてしまう良い人。゚(゚´Д`゚)゚。


現実はデンマーク側からしたら自分の国を占領してたドイツ人なのだから子供でも酷い扱いをしたのでは無いかと思うのですが...


戦争ってのは人間を狂わせますし...


現在の視点からしたら


「悲惨な過去の出来事の中で、こんなエピソードがあって欲しいなぁ〜」


という内容の作品だったような気がします。


私自身、終戦後にこんな事が有ったのは知りませんでしたので、こんな出来事が有ったと伝えたくてこの作品が作られたのでは無いかと感じました。


ヨーロッパ映画の特徴だけど、ドラマチックな効果音や派手なドラマのようなストーリー展開の演出ではなく、客観的に撮影された淡々とした記録映画のような作り方が静かに伝わってきました。


◆「ヒトラーの忘れもの」公式サイト◆


◆「ヒトラーの忘れもの」予告編◆


◆作品データ◆

監督:マーチン・ピータ・サンフリト

原題:Under sandet

製作年:2015年

製作国:デンマーク・ドイツ合作