百周年の横浜ゴム「タイヤガーデン」「グランドスラム」のPR動画が公開
【ビジネス ニュース】 古河グループのタイヤ・ゴムメーカーの横浜ゴム(5101.T1)は、平成二十九年一月五日(日本時間)に同社のタイヤ ストア ブランド「タイヤガーデン」「グランドスラム」のPRを目的とした短篇動画を公開した。同社は本年で創業百周年を迎える。古川グループの中核企業は、古河機械金属(5715.T1)・古河電気工業(5801.T1)・富士電機(6504.T1)・富士通(6702.T1)の四社。グループ企業は五百社近く、従業員は二十万人を超え、年間総売上高は十兆円を超える。
同動画は免許を持たない少年の目線で描いた。夢がある主人公の少年は、夢中になり何かを絵に描く。夢は母には伝えない。夕食時のピーマン。ピーマンを見つめながら、想像を膨らます。少年の創造の世界は、ピットだ。憧れたレーシングカーが整備されている。想像に耽っていると、夢の中に入ってしまった。ピットクルーに抱き上げられ、レーシングカーに。描いていたのは、レーシングカーだけではなかった。そして手強い敵に立ち向かう。テーマは、「走る」。
また同社は同日よりテレビCMシリーズの第一弾となる「原点」篇を全国で放映する。CMソングには社歌の「気だかくも(作曲:山田耕筰)」を現代風にアレンジし採用。百周年記念ロゴマークも制作。YOKOHAMAのアイデンティティでもある「五本の赤いライン」をモチーフに、百周年の更に先の未来に向けて力強く進んでいく情熱を表現した。本年の同社は売上高一兆円、営業利益一千億円、営業利益十㌫を掲げる。二十八年度の配当金は、中間と期末が其々二十六円、年間で五十二円の予定。
「YOKOHAMAは、先駆けろ。」のCM末尾のメッセージが、同社の今後の在り方を物語っている。
画像提供:横浜ゴム㈱