Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

yokayo cafe

インド旅その3〜オリッサ絣の産地、織物の村を訪ねる〜

2017.01.05 13:24

ナマステ~。あきのです(^人^)


昨日は今回の旅の大きな目的の1つである、織物産地の視察をしてきました。


プリーのサンタナロッジのオーナーであるフォクナさんに紹介されたMouzibegという村へ。スタッフの地元の近くでたまたま見つけたそう。


同じくサンタナロッジに泊まっていた旅情報サイト"Freestyle Traveler"の中の人も興味を持ってくれたので一緒に行きました。


Freestyle Travelerのサイトはこちら↓

↓今回のことも記事にしてくれました!詳細情報はこちら


中の人と同い年ということで嬉しそうな(マヌケ顔の)やっさん。

お話に花が咲いて1時間あっという間に村に到着。


タクシーの運ちゃんが第一発見村人に声をかけ、事情を話すと

まず一番に紹介されたのがこの村の長老↓

村長なのか、ただの小さいおじさんか、それとも妖精なのか…

詳細はよくわかりませんがとりあえず長老について行きます。


一軒一軒丁寧にお宅訪問が始まります。

どの家庭にもどーんと大きな織り機が構えています。


若い娘さんからおじいさんまで、様々な年代のすべての村民が織物の生産に携わっております。

プリーのグランドロードにたくさんある布屋さんで見たような布…本当に手織りで織っているではないですか…!実に繊細な織物です。


↑男性がよく腰に巻いているお馴染みルンギーの柄ですね。



↑そして絣!日本の絣の源流となる琉球絣はもともとインドから伝わったものなので、私の故郷福山の備後絣も元を辿ればここに行き着くのでしょうか。なんとも不思議なつながりです。


↑ちなみに暇つぶしの手芸のために日本から持ってきていた備後絣(多分…)の端切れ



車輪をリサイクルした糸車。本当に本当に細く繊細な糸が紡がれています。


たて糸の整経。

私のやっているさをり織とは比べ物にならない数の細い細い糸を間違いなく筬に通していく作業を思うと気が遠くなります。



染色も見たかったけれど、今日はやっていないとのこと。基本この村でやっているのは化学染料での染物だそうです。


次回はどこか草木染めの産地に行ってみたいですな。


そしてお買い物。

ここは布の産地ですが普段は販売をする場所ではないので、値段はかなり安め。倉庫のようなところへ連れて行ってもらいました。


一番安い布(ストールサイズ)で一枚40ルピー。20枚購入。

一番高い布(大判)で650ルピー。5枚購入。

そのほかにも色々とまとめ買いしました。



そしてこのおっちゃんの満足げな笑顔(笑)



糸は売れないと一度は断られたものの、再度頼んでみた。

一色ひと束ずつだぞ、と言って

結局、腕いっぱいの糸の束(笑)


私も今年はたくさん作品織るぞー!と意気込みました。


素敵な布が織られる現地を視察できて、そして良き買い物ができて、満足な旅となりました。



つづく…


村への詳細情報はこちら↓

By Freestyle Traveler