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Matunai illustrated Succulents PART1

アエオニウムの育て方

2017.01.06 08:04

原生地は一年中温暖な地域のため、普通の多年性植物のように育つようです。

日本では四季があるため、基本鉢植え栽培のほうが問題はないでしょう。

アエオニウムの近縁種のアイクリソンや旧グリーノビア属は蒸れに弱いので、夏越しが難しいです。


春:生育が徐々にとまる季節です。

5月まではよく日に当てて、園芸植物のように水も頻繁にあげてください。

梅雨前に部屋に取り込んだほうが失敗は少ないです。

花も咲く季節ですが、体力温存のため出来ればカットしましょう。

花が咲くと枯れると言われてますが、脇芽が出ていればそれは成長しますので、大株は春までに脇芽が出ている状態が望ましいです。

夏:完全に休眠する季節です。

日陰で涼しくかつ風通しが良い場所が理想です。

室内に取り込むのもひとつの手です。

黒法師系は特に夏が苦手なので、環境によっては葉をほとんど落としますが、枯れているわけではありませんのでたまに軽く水分補給してください。

秋:急に目覚めて成長を始める季節です。

9月頃、芽が動き出したら水やり再開です。

目いっぱいあげても大丈夫です。中途半端にあげると根は下のほうにあるので水が取り込めません。

出来れば根をほぐして植え替えて、水の通りを良くしたほうが成長は早くなります。

春に伸びた芽をカットして、挿し木をするのもこの時期です。

冬:寒さに耐えながら成長する季節です。

寒さは苦手なので、5℃以上は保てる場所で育てます。

水も秋ほどではありませんが必要なので、晴れた日にたっぷりとあげましょう。

二月くらいから日差しが徐々に強くなると、成長を再開し水やり回数が増えますのでよく様子を見てあげてください。


アエオニウムは葉挿しは難しいので、茎をカットして増やします。

カットすると残った茎から芽が出てくるので、そのほうが株の更新にもなり生育には良いので、定期的にカットしましょう。

鉢が小さければ株も小さいまま、鉢を大きくすると種類にもよりますがあっという間に1m以上に育ちます。栽培環境に合わせて育ててください。