2021年3月宜蘭頭城から冬山サイクリング・濱海自転車道往復走破の旅①台湾鉄道頭城駅から出発!そして早速迷子!!
3月後半の某平日の朝9時すぎ。
がぁこさんは宜蘭県の頭城駅着に降り立った。
今日は快晴で、絶好のサイクリング日和だ。
え? なんで平日にそんなところにいたのかって?
それはですね、わたくし旧正月に日本に帰省出来なかったために有給が結構たまってまして、7月に仕事の契約を更新すると8月にまた有給が増えてしまうのです。そのため、3月あたりから会社にちょくちょく「有休を消化してください」と言われていて、でも連続で何日も休めるような仕事の状況じゃなかったので、単発で休めそうな日で天気予報で晴れになりそうな日を見ながら数日前に申請した有給が今日だったという訳ですわ。
今回のサイクリングは初めてサイクリングの往復コース上に台北がかすらない遠征である。スタート地点は宜蘭県の頭城駅。地図で見ると台北との位置関係はこんな感じ。
今回の目標としては、宜蘭県の海岸沿いを走る「濱海自転車道」の走破。
頭城駅から竹安渓の先から濱海自転車道の北側に入って南下、体力が持ちそうならそのまま冬山親水公園まで行って、そこから折り返し。濱海自転車道の南側を通って北上して北側に戻り、頭城駅まで戻る、というコースを予定している。
自転車は事前にネットで調べて決めておいた頭城駅のレンタサイクル店「協發自行車」で借りた。
というか、今回ネットで調べたら、宜蘭県のレンタサイクル店って結構少ないというか、大きな公園の前とかに偏ってるのよ。駅前に店を構えてるレンタルメインのお店ってここくらいしかないのよ。ビックリだったわ。
私は電車とバス移動の人で、駅から歩いて行けるお店がマストだったので、スタート地点が頭城になったっていうのもあるわけです。
さて、今回私は普通のママチャリで走るつもり。お店にあったママチャリ系は古いのが100元で新しいのが150元、どちらも夜20時までに返却すればOKとのことだったので、新車をセレクト。
ネット口コミではペットボトルの水サービスとあったが、私が借りた時にはくれなかった。まあいいけど。
あとは先にお支払いして、身分証(保険証)と余分な荷物預けて、いざ出発!!
今回借りた自転車は「新車」というお話だったけど、失礼ながら結構年季が入ってるように見えた。新車ではないと思う。しかし一応ギアもついていて、なかなか走りやすく、台北の公共レンタサイクルのyoubikeより力がいらない感じだったのが意外だった。
最初の橋を渡る坂もすいすい上れて快調である。これなら冬山まで行けそうだ。
地図を見ながら走っていたのだが、自転車道の起点への入口が良く分からずスルーしてしまった。(帰りに気がついたが、自転車道に入るべき道の手前の橋とその周辺が工事中で分からなくなっていたようだ。)
いったん止まって地図を見ると入口を大分通り過ぎていて、自転車道は今走っている2号線道路の進行方向左手にある模様。しかしそちらの方向を見ると、ちょっとだけど丘のようになっていて、そっちに行くべきか怯んでしまう。
もうちょっと走ったら丘が無くなるかもとか思って2号線を進むも全然なくならず、その間にも地図上では自転車道に入る入口がいくつかありそうだったのだけど、自転車で走ってると路地の見分けがつかず、何度も通り過ぎてしまう。
自転車のペダルが軽くて道路に車もほとんどいないから、思いのほか快調に飛ばしてしまっているのかもしれない。
この写真のお寺の位置で、もうすでに自転車道の北側三分の一を超えている。うっかりしたら、自転車道に行きつけないまま北側が終了してしまうかもしれない。それは困る。
何度も地図を確認して、分かりやすい目印があって、自転車道と国道が一番近くなりそうな永鎮濱海公園というところで自転車道に入る入口を探そうと決めた。
ゆっくり走りながら進むと、入口にお寺があって、公園の標識も出ていたので、今度は迷わずに入口を見つけることができた。
公園に向かう路地は、やはり少し坂になっている。
坂を上がってみると、この坂は実は海辺と陸地の間の堤防に上がる坂で、堤防の上に自転車道が整備されていたことが分かった。そうか、だからずっと丘があったのね。全然知らなかったよ……。(涙)
そうして、前方に見えたもの……。
おおお!! 海だ!!(感涙)
2021年3月宜蘭頭城から冬山サイクリング・濱海自転車道往復走破の旅②につづく~
協發自行車
住所:宜蘭縣頭城鎮沙成路48号
時間:08:00~20:00
現在地(頭城駅から約10km) ↓