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「【ひなた号稽古日誌】自分を使って」のこと。

2021.06.25 05:20

「ひなた号の冒険」シーン稽古でした。


ホントに、たくさん勉強させていただいております。



覚え書き代わりに、書き留めておこうと思います。笑



今年に入ってから、ミュージカルのご縁をいただき


3月に出演させていただいた「前を向いて」という作品で、ケンタという役を演じさせていただいて


観ていただいた方からも、ご好評いただけた作品であり、


自然だったね、と言っていただけた役だったのですが



ケンタという人物は、言動がちょっと変わっているひとだったので、


常にその不自然さ、を抱えながら、演技をしていました。


嘘っぽく見えないように、本当っぽく見えるように、と努めていた部分はあると思います。今思えば。



それは決して悪いことではなく、、

役が、自分と、完全に分離した存在で、


普段の自分とは違う人間になろうという意識で役を演じていたところがあるのかなと思いました。今思えば。


むしろ、普段の自分と違ってなければいけないとも思っていたかもしれません。今思えば。


というか、むしろ普段の自分とは違う人間になれることが演技の楽しさ、醍醐味?みたいなふうに感じていたところもあると思います。今思えば。



だけど、今回のひなた号の作品に関しては、自分を使って芝居をする、ということが僕の中のテーマとしてありまして


普段の自分の中にあるもので、役を表現していく、という意識にシフトしなくては、ならないという状況でございます。笑


素の自分から出るものの中で、役を表現するって、なんだか僕にとっては矛盾に近いものを感じている部分もあるのですが、


くりかえし稽古をしていく中で、自分の感覚の中でも、あぁ、これか、こういうことか!と突破口のようなものが見えてきそうな、そんなところで、昨日は終わりました。笑



自分の中にあるものの中で、演技をしていくことと、

自分の外にあるものの中で、演技をしていくことと、


両方できるようになったら、色々楽になれそうな気はします。



演技って奥深くて、難しいですねえ。



もうほんとに、初めてミュージカルに出たころの、高校1年生か2年生くらいの17歳くらいのころに戻ったような感覚があります。


それは悪い意味ではなく、本当の意味で初心にかえっているのだとおもいます。



今まで、あまりやったことのないことにトライしているぶん、うまくできないこともたくさんあったりとかして


改めて経験し直しているような、そんな感覚です。



まさに、2020年に自分の人生を一度リセットしようと思ったこととも、何かリンクしているような気もします。



いろいろできるようになって、ひきだしふやいたいなあ〜。



このあと、夕方5時から、TOKYO MXの「5時に夢中!」の再現VTRに出演させていただきます。


そして、あしたの夜10時からFMHOT839で放送のラジオ番組「HirocoのカロリーオーバーMusic!」にゲスト出演させていただきます。


ようちぇけらっちょです。


[今後の活動予定]

《テレビ》

6月23日 5時に夢中!@TOKYO MX


《ラジオ》

6月24日 HirocoのカロリーオーバーMusic!@FMHOT839


《舞台》

8月28日 ひなた号の冒険〜ゆめの描いたオリーブの木〜@亀有リリオホール