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シンガポールのカラフルなポリス ステーション

2021.06.28 03:40

虹色の窓が印象的なヒル ストリートの角に位置するポリス ステーションはシンガポールのインスタスポットの内の一つ。

陽に当たって脱色していた窓は最近塗り替えが終わったばかり。

昔は灰色の窓だったけれど、虹色になったのは1997年末のこと。

ヒルストリートを歩きながら写真を撮りに行ったのは3月頃だったけれど、記事にする前に塗り替え作業をしているのを見て、終了したら又撮りに行こうと出直しとなった。

1934年に約1,000人の警官とその家族を収容するために6階建ての警察署と兵舎が建設され、当時は当政府最大の建物だったそうだ。

翌年、1935年ジョージ5世の治世25周年を記念して一時的にシルバー ジュビリー ビルに改名。

1942~1945の日本占領中、憲兵隊(日本軍警察)は、容疑者を拘束し尋問するために建物を使用。その時窓は白っぽい灰色と茶色の迷彩パターンだったそう。

警察は戦後その建物の支配権を取り戻した。

1984年には映画検閲委員会が入居。

1997年情報芸術省(Mita)を収容するために8,200万ドルの大規模な修復プロジェクトが始まり、1998年建物は国定記念物に。

2000年に改修工事が完了し「MITAビル」と改称された。

2004年2001年に情報通信芸術省(Ministry of Information, Communications and the Arts )に再編されたのに対し、その年のみMICAの頭字語を採用し、それに応じてMICAビルと改名。

2012年、建物はいくつかの省庁の再編の後、オールド ヒルストリート警察署として再び改名。

現在、通信情報省と文化・地域・青少年省が入っている。