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自責がどこまでも追いかけてくる。〜ハンバーガーとラム焼肉オープンサンド〜

2021.06.24 06:50

私は、物事を論理的に考える人間である。

自分の脳味噌で考え得る、あらゆる可能性を視野に思考する。

絶対的に否と断言する場合でも、ひと匙くらいは是的思想を読み解いてみている。

そうでないと、ある物事に対し、意見し批判する権利はないと思ってもいる。

故に、他人や世の中に、なんでそうなるんだよ!?と腹が立ち、完膚なきまでに論破し得るという状態になったその瞬間、途端に自分が信じられなくなる。

ほんの1ミリ程残されていた自己への疑念という逆説が、真っ暗闇に刺し込んだ光のように、一瞬にして頭を支配してしまう。

煌々と照らされた脳内で、

「私がおかしいのかもしれない。」

と、とてつもなく恐ろしくなる。

プライドの高い人物や、負けず嫌い、見栄っ張りな性格であれば、そのまま突き進み傍若無人なくらい、

「自分が正しいんだ!」

と主張するんだろう。

そういう大人も、沢山いる。

私は、途端に恐くなる。

「私が間違っているのかもしれない。」

と思うと、何も言えなくなると同時に、それまでの言動が全て自分に牙を剥く。

ほらみたことかと一斉に殴打される。


小さい頃からずっと、黒い手が喉元にかかっている。

ふとした時に、その手の主が背後から、

「死んだ方がいいよ。」

と嘲笑を含みながら囁いてくる。

私は、本当に狂人になってしまったんじゃないだろうかと自分自身を疑う。

どうして!?と思って止まないのは、私の頭が壊れてしまったからじゃないだろうか。

世間は、みんなは、なにも間違っていなくて、私ひとりが幻覚を見ているみたいに、ヒステリーを起こして喚いているんじゃないか。

そう思うと、本当に怖い。

だからなにも言えなくなる。

何も言えないと、辛くなる。

何がわからないのか、何が嫌なのか。

分からない。

わかっていても、伝えられない。

喋り立ての乳児よりも、タチが悪い。

ずっと昔からそうだ。

軽蔑されても怒鳴られても、どうやっても言葉がうまく作り出せない。

誰よりも、私が私に反吐を出し出尽くしてしまっている。

「どうしてまだ生きているんだろうね。」

と、背後の黒いのに聞いてみれば、

「死んだ方がいいよ。」

と、幼少期から変わらない答えを返してくる。

黒いのが厄介なのは、精神が極限に鬼気迫っていると、それがあらゆる人の姿に思えてしまう所だ。

みんなが、死ねば良い、と思っている。

一般的にはパニック状態というのかもしれないが、そういう感覚に襲われて、本気でそう思い込んで、延々と泣いて、黒いのに飲み込まれないように必死でやり過ごす。

一番嫌いな自分が、一番自分と付き合いが長く、対処の仕方もよく分かっている。

奴の意のままにされている感を、ひしひしと感じる。

疫病神め。

こういうことを心療内科で話すべきなのかと思うけれど、病を装ったかまってちゃんだと思われてしまいそうで、どうしても言葉に出せない。

普通じゃないもの。

だから病気なんだろう。

どこかで認めたくないんだろう。

だから私は、本当に病気なんだと思う。

人や世の中、大なり小なり、ありとあらゆる相違を、妥協したり理解したりやり過ごしたりして、それでようやく、普通の人間に成り得る。

私はそういうのが本当に下手くそで、相違点にNOと言えずに、心にどんどん刺さって苦しくて、それでもにこにこへらへら笑っている。

表面上は、問題がないように事が進んでゆく。

誰かの所為にしていたくないから、全部自分の所為にする。

そうやってまた、笑ったままで破裂する。

もう疲れちゃった。

自分を責めないでいられる世界を欲しがるけれど、結局責め立てているのは他でもない私自身であって、問題はきっと全部私にあって。

だから世界はもう要らない、触れたくないと思う。

気分が落ちる、なんて、都合の良い弁明でしかないよな。

この頭が不良品なだけだ。

もうわかっているから。

誰よりも私がわかっているから、これ以上傷口を抉り返さないで欲しい。

生きていていいと大肯定してくれるなにかをずっと探している。

ずっと子宮の中に居たかった。

薬は飲みたくないなあ。

休んでよくなったらいいな。

お酒呑んでると、忘れられるのにな。

違うか。

酔いが時間をトリップさせてくれるから、気付かないフリをできているだけだ。

その後きちんと降り注いでくる。

だから、延々呑み続ける事はしない。

ドラッグも絶対にやらない。

私はきちんと、生き続ける為の道を選んでいるのに。






そんな訳で、昨夜はダークサイドの入り口に居ました。

戻ってこれて、良かったね。

鬱々と考えを巡らせ日記を書いていたら、翌日心療内科だったのを思い出した。

寝なくちゃと思って、泣き疲れて気付いたら眠っていた。

陽の光と共に、陰鬱な情念も白けてしまった。

こうやってまた、だらだらと死に損ないを繰り返していくのか。

泥沼を這うようにして、次の朝陽にこじつけてはまた繰り返す。

これが生きる事なのか。

歯を磨きながら、昨晩の出来事を医師に話すべきか考えた。

風邪でも何でもそうだけど、いざ病院に行く時になると、一番酷い症状がヒュッと引っ込んでしまうんだよな。

今全然大丈夫なのに必死で訴えても、なんだか馬鹿馬鹿しい。

病人なんだから、馬鹿を承知で訴えるべきだと頭では分かっている。

結局、打ち明けるべく努力をする勇気も馬鹿を晒す気概もなくて、"なるべく早めに人生を終わらせるのが折衷案"として可決されるのがいつもの流れ。

逃げ回るのは、悪いことですか。

しばらく、嫌なことはしない、やらない。

世の中の人、みんな偉い。

私はとても、いくじがない。

今日もよそ見をして生きる。

昨日はパンを焼いて、余っていたハンバーグとでハンバーガーを作った。

すごく美味しかったけど、なにせ量が多かった。

耳のところ2枚をそれぞれ半分に切ってあるから、実質8枚切り2枚分くらいなんだけど。

途中、かなりキツかった。

最近最小限の食の量になっていたので、一度胃を広げておかなくてはと頑張って食べた。

折角なので、フライドオニオンとポテトも作った。

古くなったバナナをミルクと混ぜてバナナジュースに。

今朝。

ラム焼肉のオープンサンド。

お母さんが送ってくれたスープと。

食べ辛くて、途中から分解した。

パンの上に、ほうれん草と玉ねぎのバターソテーに、ラム焼肉用のソースを絡めたものを乗せてあります。

うむ。

パンは1枚の半分で丁度良いわ。

満腹。



病人面していないと誰にも気付いてもらえないと思ったけど、健常者の振りをして周りを騙しているのは自分の方だった。

大丈夫?と聞かれて、大丈夫じゃない!とハッキリ言えなくて、返答の言葉を濁す事で精一杯の"たすけて"のサインを示してみるけれど、そんな不明瞭なものが誰かに届く訳がない。

届いたとして、そんな面倒、誰が好んで手を伸ばすんだろう。

よく考えたらわかるのに。

お菓子が欲しいのに言い出せなくて、ずっと売り場で見つめてた幼稚園児の頃と、なにも変わっていない。

私は、ずっと、何も言えない子供のままだ。




今日は中野ムーンステップでライブです。

なんだか陰鬱な日記になってしまいましたが、私の身体の3分の1くらいは常にドロドロしているので、ご安心下さい。

ホームページ移転前の日記は、毎日こんな有り様だった。

一時的に闇部分が露呈しただけで、いつもどこかしらこんな具合です。

表に出ているということは、少し疲れてもいるんだろう。

明日以降の私の為に、敢えてきちんと記しておかないとね。

日を記すと書いて、日記だからね。

今夜は一番手なので即お酒呑めるし、みんなもいるし、余計な事考えずに過ごせる筈。

今日を終えたら、カレーパーティーまで静養したい。

ひとりしんどいけど、人に会うのはもっとしんどい。

おとなしく引きこもって、美味しいお紅茶でも飲むとする。

とにもかくにも、今日はライブ。

少し寝てシャワー浴びたら向かおう。

りなちゃんは今日隣駅のUFO CLUBで殲滅さんライブ。

向かう時徒歩だから前通るんだよね、UFO。

出演時間が微妙に被ってしまったので、心の中で応援する。

がんばって〜。

がんばるぞー。