[オールソール交換の底材]
今回はオールソール交換の底材についてご紹介したいと思います。
まずオールソール交換とはその名のとおり底のヒールからソールまで全て交換することになります。
革底からゴム底、スポンジ底等の様々な素材の種類があります。そこで今回は底材についてご紹介したいと思います。
今回はゴム底[ラバーソール]について少しご紹介します。
まずはゴム系のラバーソールです。
様々なデザイン、厚み、耐性があります。
ゴム素材は耐久性、防滑性に優れ足着きが良くもっとも歩きやすく靴底に一番幅広く使用されています。
耐性面では素材それぞれが配合によって耐久性に優れるものもあれば耐水性、耐油性や温度変化に強いものまで様々です。
靴に合った底材を選ぶことで様々な用途に適応することもできます。
そしてスポンジ素材です
ゴム素材と比べると耐久性や防滑性は劣りますがスポンジ素材ならではの足あたりの良さや軽さがあります。
スポンジ素材はゴム素材にはできない厚みをもたすことができます。なぜならばゴム素材に厚みをだすと靴が重たくなりそして曲がらなくなり歩きにくくなるからです。
柔軟性がある素材なので厚底タイプに多く使用されています。
オールソールは元に近い履き心地を維持する事もできれば、新しい履き心地を楽しむ事もできます。大切な靴を長く愛用するにはオールソールが不可欠になります。
かといって大切にし過ぎて長期保管は靴には良くありません。
ゴムやスポンジは経年劣化してしまうからです
劣化する原因は大気中あるオゾンによる酸化や紫外線、放射線による化学変化が主な原因になりますのでゴム、スポンジ素材は永久にその形状を維持することは不可能になります。その為、車のタイヤのゴムや水道のホースなど幅広く利用されていますがどれも定期的な交換が必要とされます。
底が傷んでしまい履けなくなった大切な1足を新たな底に交換することにより
あなたの新しい始まりの一歩に
今後は実際のソール交換例なども取り上げていきたいと思います。