クラッスラの育て方
2017.01.10 05:14
クラッスラは2枚一対の葉を持つ多肉植物です。
形状は薄い葉・厚い葉・丸い葉等いろいろあり、かつ産地による変異もあります。
生育の仕方も、夏型と冬型があるので育てながら学んでいくようにしましょう。
ちなみに夏~秋に花が咲くものは夏型、冬~春に花が咲くものは冬型になるようです。
冬型で説明します。(夏型は秋冬春夏の順に読み替えてください。)
春:花が咲いている季節です。
小さな花が密集して咲きますが、観賞価値は低いので早めに切り取りましょう。
春先に挿し木すれば休眠前には根付きますので、3月くらいには始めてください。
日光に十分当てて、丈夫な株に育てていきましょう。
夏:休眠をはじめる季節です。
紅葉は褪めほぼ緑一色になりますが、水やりはごく少量に留めてください。
過湿は根腐れの原因となりますので、秋まで我慢してもらいましょう。
休眠期は薄めの遮光をし、涼しくすごさせてください。
秋:お目覚め、成長を再開する季節です。
いつの間にか新芽がたくさん出てきています。
水やりは週一回くらい、たっぷりとあげましょう。
冬:紅葉を始める季節です。
品種にもよりますが、紅葉するものはこの時期あたりから徐々に色づきます。
よく日に当てて、きれいな紅葉を楽しみましょう。
寒くても水やりは忘れずに、萎びる前にあげてください。
早い品種のものは花が咲き始めます。こまめに摘み取りましょう。
水が少ないと下葉から枯れてきますので、よく観察してください。
挿し木は真夏以外いつでも出来ますので、株の更新は欠かさず行ってください。
春までに十分な育成をし、夏は涼しく放置できるような管理が失敗しないです。
液肥をたまに上げると予想外に大きくなりますが、あげすぎは禁物です。
肥料は薄め・少なめが失敗しないコツです。