比較検討の決め手
先日、リフォームコンパス東京表参道店にH様がご夫婦でお越しくださいました。
H様は当初、リモートでご相談をいただいており、その後3社をご紹介させていただいていたのですが、
各社との打合せも進んでくる中で、あらためて会社選定にあたって相談をしたいと
この日、ご夫婦でお越しくださったのでした。
H様はリノベ済みの中古マンションをご購入されていらっしゃいましたが、
これから先の暮らしを見越して、奥様の気に入ったスタイルにアレンジしておきたいと
一部間取りの変更も含めたリフォームを検討していらっしゃいました。
その時点で比較検討の対象になっていたのは、直接お声がけされることになった大手の会社を含め計3社。
それぞれの会社の提案内容や状況についてお伺いさせていただきましたが、
実際には各社の違いという点で、大きな差が出ておらず、
迷っていらっしゃるご様子でした。
直接お声がけされた会社は、パッケージ 型のプランになっており、
基本的に要望に沿った設計をしてくれている様子。
一方で、ご紹介させていただいた1社は、提案が出てくるまでに時間がかかったものの、
初回から提案内容には、奥様をワクワクさせるものがあったとのことでした。
ただ、提案プランの完成度が高く、細やかな要望についての伝えにくさも少し感じていらっしゃるとのお話でした。
もう1社の方は、コスト的には安く出ているものの、下地を残す計画になっている点に
不安感を感じていらっしゃるとのお話もお聞きすることができました。
今回の様に、実際にリフォームの打合せをスタートしてみると、
大きな違いが見当たらずに、迷われるケースはもちろんあります。
むしろ、対応の仕方などで脱落してしまう会社が少ない方が、より迷ってしまうということでもあり、
実際に1社に絞る段階では、困ってしまうこともあるかもしれませんね。
そこで私の方からは、
まずは提案力が大切であるということ、(言う通りにするリフォーム会社はたくさんありますが、
逆に言わなければやらないということの裏返しにもなりかねません。)
そして、今後詳細な打合せを進めていく上では、担当者のコミュニケーション力・相性といった要素も
非常に大切になってくるということ、などをご説明させていただいた上で、
それぞれの会社に質問事項や修正の依頼などをしてみていただき、
その後の反応や修正の提案内容などで、総合的にご判断いただくことをお勧めしました。
会社の最終判断には至らなかったため、H様ご夫妻もまだまだ悩まし気なお顔をされていらっしゃいましたが、
内容が整理できたとおっしゃっていただきました。
そしてその後、ワクワク感のある提案をしてくれた会社に決定されたとのご報告をいただくことができました。
ぜひ、しっかりと打合せを進めていただき、ご夫婦にとって素敵なお住まいにしていただけたらと思います。
H様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura