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ユダヤ人権団体がイラン大統領選挙に出馬の意向「ユダヤ人差別があればどこへでも駆けつける」

2021.06.25 01:52

ユダヤ人権団体の副所長、ライナー・サーモン氏がイラン近日行われる、イラン大統領選挙に出馬する意向を固めたことを6月25日記者会見を開き、明らかにした。

主な公約は「ユダヤ人差別の根絶」、「日本やドイツをはじめとした戦犯国家からの賠償金の要求」、「LGBTの普及」「女性の地位向上」「マシャドでの虹色人権デモを主催」となっている。なぜサーモン氏はイラン大統領選挙に出馬する決意を固めたのか、こう語った。

「イランでは反ユダヤ主義が蔓延し、おまけに女性の地位やマイノリティーに対する差別・偏見の激しい国となっています。また私がイランの大統領になれば、イランの石油ネットワークを活かし、必ずやドイツや日本という戦犯国家から賠償金と謝罪を引き出せるでしょう。私はあらゆる手段を駆使してこの世界から差別をなくします。」と熱く語っていた。

サーモン氏のイラン大統領選挙出馬により、マイノリティーに対する世論がどう変わっていくのか注目である。