さくっと!資格データ〜子ども分野について〜

出典元：ライオン企画刊『医療・福祉系 資格試験結果 速報号』（2021年）より

「公立小学校」教員採用選考の 競争率は、近年、低下傾向！

　小学校教諭免許は、大学や短期大学などで所定の単位を修得すれば取得できますが、教員になるには採用選考試験に合格しなければなりません。公立小学校教員採用選考の競争率は全体で４倍を超える年が長く続いていましたが、２０１６年度選考より低下が始まり、２０２０年度は２・７倍と、過去最低となりました。これは採用者数が増えた結果によるものです。

　なお、競争率については、左表のとおり、地域でばらつきがあります。

公立教員選考の20年度競争率は、 前年度からやや下がり３・１倍

　特別支援学校教諭は、特別支援学校や小・中学校などの特別支援学級で、知的障害、肢体不自由、視覚障害や聴覚障害など、障害をもつ生徒に教育や支援を行います。

　この職に就くには、大学・短期大学などで幼稚園や小・中学校、高等学校の教員免許とあわせて特別支援学校教諭免許を取得し、採用選考に合格しなければなりません。

今回は子ども分野についての紹介でした。次回は看護・保健分野についてデータを交えて配信します。

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