教具『カタツムリの成長』
2021.08.04 00:00
「でんでんむしむしカタツムリ、お前の目玉はどこにある・・・」でお馴染みのカタツムリは長い触角2本の先端に小さな目が付いて、その下の短い触角2本は匂いと味を感知する器官です。
カタツムリを飼育すると首の辺りにある穴から20~60この卵を産無などの不思議さを見ることができますが、子供は卵を産んだからメスなんだと思いがちです。しかしカタツムリが雌雄胴体の生き物であることを知ると衝撃を受けます。その事実を知ると観察する姿勢が変わり多くの気付きを見出していきます。
比較的どこかで目にする機会が多いカタツムリ。晴れている日は粘液を固めた膜を張り冬眠し、雨が降ると地面から高い所をめざして移動します。カタツムリは雨が好きだと子供も大人も何となくそう思っていることが多いようですが、なんと肺呼吸をする生き物で呼吸口がお尻の側に付いているため水の中に浸かってしまうと溺れるのです。雨が降ると活発に動くのは、水が溜まらない高い場所へと移動し溺れないように非難していただけなのです。
不思議だなと思うことを発見したり調べたりするにはうってつけの生物です。一度は観察することをお勧めします。