「１９７ページ」

手を繋ないで

見た景色

忘れはしない

あの日見た夕焼け空

こんなにも透き通ってて

沈むには早いぞ

時間よ止まれと願い込めた

離れ離れはもういやだよ

さよならまたねと

手を振る君を

自転車で追いかけた

追いつくはずないのに

大声で叫んでた

君がいないこの街で

光が溢れてる

君はどこで

僕はここで

君を待っていたんだよ

おかえりが言いたくて

時計の針は止まることなく

記憶の欠片に変わってく

どれだけ

離れても

こころはいつも

赤い糸で繋がってた

誰にも切れやしない

と僕は思ってた

こんなに君のこと考えてた

神様僕たちを僕たちを

君に届けと

歌った唄は

一生のありがとう

君に伝えたくて

どうしようもなかった

ずっと一緒だと

思ってたのに

人生の1ページ

僕たちで埋めたいな

あの頃は思ってた