ロータスの香り
https://ameblo.jp/nez-sens/entry-12491150098.html 【】ハスの花(鶴岡八幡宮):ロータスの香り
皆さん、こんにちは。天然アロマ調香師のKeikoです。今日の関東地方は、久しぶりの陽射しが気持ち良い1日となりましたね。昨日、曇り空でしたが、ハス(蓮)の花を見に行ってきました。
ハスは、朝7時頃に開花してお昼には萎んでしまいます。
9時前に見に行きましたが、見頃が7月中旬~下旬なのでまだ少し早目のようです。
ハスの花は、泥水の中で育ち、美しい花を咲かせることから仏教など宗教的な意味合いもありますが、花の天然香料は、「ロータス」と呼ばれて鎮静作用、リラックス効果があります。
成分は、花の色により、ホワイトロータスピンクロータス、ブルーロータスと違いもあるのですが、主にリナロール、ジメトキシベンゼン、1-8シネオール、テルペン-4-オールなどです。
100%天然香水(ロータス)
ピンクロータスに、ベルガモット、プチグレン、ライム、オレンジ、ネロリ、エレミとシトラス系を調合した天然香料のみで作製した香水です。
その爽やかで甘すぎない香りに夏のフローラルな香水をと望まれている皆さんには、好評な香りです。
「ナイルの庭」by HERMES
ロータスの市販香水としてエルメス「ナイルの庭」が人気ですが、こちらは、合成香料のみで調香された香水です。
主な香り成分は、 トップノート:グレープフルーツ、グリーンマンゴー
ミドルノート:ロータス、ピオニー、イグサなど ベースノート:アイリス、シナモン、ナブダナムなど
ロータスの香りは微かですが、透明感のある軽いフレグランスになっています。
ところで、ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)の違いをご存じですか?
ハス科とスイレン科と種が違いますが、花が、水面に浮いているように咲いているのがスイレンで水面から高さのある茎の上で咲いているのがハスの花です。
https://lovegreen.net/flower/p156120/#a4 【蓮(ハス)の花の香りとミステリアスな言い伝え】より
蓮の花の香り 蓮の花のエッセンシャルオイル、蓮の花の香水、蓮の花のお香など、蓮の花の香りがモチーフとされた商品はたくさんありますが、実際の蓮の花の香りってどんな香りなのでしょう。 蓮は池に咲く多年生水生植物です。蓮の花の香りを楽しもうと思ったら、勇気を出して蓮池の中に入って行かなければなりません。蓮の花の香りを確認するのは難しそうですね。 蓮池の縁に立って花を眺めていると、ふわりと優しい香りが鼻先をかすめることがあります。チャワンバスのような小型種の蓮の花に顔を近づけると、はっきりと爽やかな芳香が確認出来ます。蓮池で蓮の花の香りを楽しむのはちょっと難しいようですが、蓮の花には間違いなく芳香があります。 触れられないところに咲く花が、確認できない香りを纏って(まとって)いるというのも、蓮の花らしい神秘的な魅力の一つです。 蓮の花の咲く音って? 「蓮の花は咲くときにポンっという音がする」という話を聞いたことはありませんか。花が開くときに音がするなんて、気になりますよね。 子供の頃、蓮の花が開く音を聞きたくて、まだ暗いうちから蓮池で待機したことがあります。残念ながら音は聞こえませんでした。この蓮の花が開く時に音がするという話は嘘だと言われています。カエルか何かが池に飛び込む音だったのではないか、という説もあります。 あれだけ魅力的な蓮の花ですから、音くらいしたって何も不思議はありませんよね。
蓮(ハス)の花の香り
蓮(ハス)の花のエッセンシャルオイル、蓮(ハス)の花の香水、蓮(ハス)の花のお香など、蓮(ハス)の花の香りがモチーフとされた商品はたくさんありますが、実際の蓮(ハス)の花の香りってどんな香りなのでしょう。
蓮(ハス)は池に咲く多年生水生植物です。蓮(ハス)の花の香りを楽しもうと思ったら、勇気を出して蓮池の中に入って行かなければなりません。蓮(ハス)の花の香りを確認するのは難しそうですね。
蓮池の縁に立って花を眺めていると、ふわりと優しい香りが鼻先をかすめることがあります。チャワンバスのような小型種の蓮(ハス)の花に顔を近づけると、はっきりと爽やかな芳香が確認出来ます。蓮池で蓮(ハス)の花の香りを楽しむのはちょっと難しいようですが、蓮(ハス)の花には間違いなく芳香があります。
触れられないところに咲く花が、確認できない香りを纏って(まとって)いるというのも、蓮(ハス)の花らしい神秘的な魅力の一つです。
https://www.hyponex.co.jp/plantia/study/person/8475 【時空を超えた花――古代蓮】より
夏、ハスの季節ですね。各地から花の便りが届きます。仏教と関わりの深いハス、大仏様や仏様が座る台、蓮台はハスの花を模った台座です。ハスは、泥沼の中から、この世のものとは思えないくらいの美しい花を咲かせて、実を結びます。また、葉も水を弾く性質があることから、泥=迷いの中から、花と実=悟りを結ぶという、生態と仏の教えが合致して、ハスが仏の花になったのでしょう。見ていても、素直にそう思えます。
行田蓮(古代蓮、ギョウダハス) 埼玉県行田市で1400~3000年前の地層から出て来たタネが発芽し花が咲いた
さらに、ハスの花や実を見てあなたは何を感じますか。私は「永遠の時」を感じます。実際、大賀蓮のように、約2000年前の種子が発芽して、今に生きています。そして、その時空を超えたハスを堪能できる場所が、埼玉県行田市にあります。「古代蓮の里」公園です。近隣にはさきたま古墳群もあり、まさに関東屈指の古代エリアなのです。
原始蓮(ゲンシバス) 万葉人も眺めたであろうハス。植物学者大賀一郎博士が東大阪市で見つけた古いハスを調査しこの名をつけた。花弁数25枚前後の一重咲き種
ここで見られる古代蓮の仲間は3種。原始蓮と大賀蓮、そしてここでの主役、行田蓮です。いずれも紅色一重の花で、花弁数では原始蓮が多く、同じような花弁数の大賀蓮と行田蓮との違いは微妙だそうです。大賀蓮は千葉県の検見川で見つかっていますから、地域差なのかもしれません。
大賀蓮(オオガハス) 1951年、千葉県検見川の落合遺跡で、植物学者の大賀一郎が見つけたタネから咲いたハス。地層等から約2000年前のもと推定されている。花弁数14~20枚の一重咲き種
行田蓮(古代蓮)は、「古代蓮の里」近くの公共施設工事の際、掘削池でハスが自然開花したものです。タネのあった地層の測定から、約1400~3000年前のものと推定され、行田蓮(古代蓮)と呼ばれるようになったそうです。その後、公園整備が進み、「古代蓮の里」として1995年に開園しました。ハスに関する資料の解説がある古代蓮会館には50メートルタワーがあり、たんぼアートや関東平野の眺めを楽しめます。
公園内には古代ハス池や水生植物園、水鳥の池とハスが咲く池が複数あり、それぞれでハスの花を楽しめます。開花のピークとなる7月半ば前後は、まさに花の中にいると極楽浄土の佇まいを感じることができるかもしれません。ただ、極楽浄土を知らないので、気がするレベルですが 笑。(略)
ところで、俳人正岡子規は、かなりハスが好きなようで、蓮の語を入れた句を生涯に100あまり詠んでいます。その中に「蓮開く 音聞く人か 朝まだき」「白蓮の 香にむせかへる 小庭哉」と、音と香りにちなんだ句もあります。果たして正岡子規は花開く音を本当に聞いたのでしょうか? 香りもむせかへるほど香ったのでしょうか? 実際はどうであれ、蓮には子規にもそう思わせる何かがあったのでしょう。
(略)