アドルフ・ヒレミ=ヒルシュル 「アケローン河の御霊」(1898)
2021.05.02 13:14
アドルフ・ヒレミ=ヒルシュルは19世紀〜20世紀初頭にかけて活躍したハンガリーの画家です。クリムトとも親しい関係にありました。
本作は、死者の魂を冥府の神へと渡す地下世界の川ステュクスの支流、アケローン川の渡し守カローンと群がる死者達を描いたものです。
死者を導く杖を凝視する目力と、魂の叫びが聞こえてきそうな死者達のリアルな描写。
それは、初めて自動開閉式の傘を手に取ったものの、閉じ方がわからず困惑するお客様と、毎月何本も見本の汚破損処理をしてきた販売店スタッフの叫びとも重なりました。
あるいは、大ヒット商品「innovator 晴雨兼用自動開閉傘」の実演をしたところ、売場に殺到するお客様の姿にも見えてきます。実際そんなことが起きたら感涙ものですが…。
(自動開閉式の傘は閉じる時に手で戻さないでくださいね!必ずボタンで戻してください。壊れてしまいますよ!)
本日の出演スーツケース&傘
・innovator アルミスーツケース
・innovator 晴雨兼用自動開閉傘
(このシリーズは私の大好きなスーツケースと絵画を組み合わせた二次創作です。普段馴染みのない人にも興味を持っていただくきっかけ作りとして、遊び心を持ってやっているもので、名画を冒涜する意思は一切ありません)