プランターを撤去せよ 花を排除の道具に使うな
南海本線高架下にあるエセ労働福祉センターの北側にあるエントランスの壁際に緑のプランターが4つ、スノコに載せて置かれました。説明書によると「ひと花センターよりいただきました。公益財団法人西成労働福祉センター」と書かれてあります。もうお分かりだと思いますが、このプランター、労働者が横になってくつろげないようにするのが目的。
1998年今宮中学校横の歩道上で野宿している労働者を大阪市が行政代執行法をつかい強制排除したのち、歩道上にプランターを置き、野宿できないようにしたことと同じこと。花園公園横の歩道上にはそのプランターが今も置かれたままになっています。
プランターの花に心があるのなら、労働者を排除するために使われていると知ったとき、花もしおれてしまうのではないでしょうか。
労働者の皆さん、権力者やその手先たちのこんな姑息なやり方に寛容になってはいけません。「プランターを撤去せよ」「花を排除の道具に使うな」と声をあげましょう。差別との闘いを決してあきらめてはなりません。
シェルターを1日も早く閉鎖し
市営住宅を開放せよ
上方落語の定席「天満天神繁昌亭」で出演した落語家が新型コロナウイルスの感染が判明したため、急きょ公演を取りやめ、6月18日に臨時休館し、21日から公演を再開する予定という新聞記事を読みました。
釜ヶ崎のシェルターはどうでしょう。何人もの新型コロナウイルス感染者を出しながらも閉鎖もせず、いまだに労働者を劣悪なシェルターに押し込め、使い続けています。これも釜ヶ崎の差別行政の一つです。
大阪市はシェルターを1日も早く閉鎖し、市営住宅を開放し、釜ヶ崎労働者をコロナ感染から防御せよ。
*6月26日、三角公園で行われた「センターつぶすな」集会、デモに約50人の人々が参加し、釜合労の宣伝カーも参加し、センターまで約15分かけてデモ行進を行いました。集会、デモに参加された皆さん、お疲れさまでした。
スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。再生回数4671回になりました。
釜ヶ崎で何をせなあかんのか。3年前に釜合労委員長がセンター前で訴えた録画を見て下さい。聞いて下さい。約30分話しています。釜ヶ崎の労働者が幸せになれる道すじを分かりやすく訴えています。「センターつぶすな」で検索すると見ることができます。
今後のスケジュール
7月14日(水)午後1時10分
大阪地裁1007号法廷 「センターつぶすな」住民訴訟判決
9月2日(火)午後2時
大阪地裁202号法廷 センター立ち退き訴訟本裁判
2021年6月28日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com