秦野湧水巡りウォークの記録
秦野湧水巡り 6月22日
今回のウォークでは、緑豊かな丹沢山を数年かけて地下水となり、秦野盆地で湧水として湧き出た、また地下深く汲み上げた湧水群を散策し、湧水の利き水をしながら歩きました。
コース
秦野駅⇒弘法の清水⇒寿徳寺⇒いまいずみほたる公園⇒今泉名水桜公園⇒今泉神社⇒出雲大社・相模分祠⇒どうめいの泉⇒兵庫の泉⇒小藤川湧水⇒白笹稲荷神社⇒白笹の泉(白笹うどん)⇒まいまいの泉⇒新井湧水⇒秦野駅
弘法の清水
寿徳寺 寿徳寺の前にある湧水池で、現在は秦野市の水道水源になっており、水を汲むことも飲むこともできません。
寿徳寺 です。一風変わった色の寺で、ベンガラ色をした門と本堂の屋根がとても印象的でした。
室川の河川に沿って、いまいずみほたる公園に向かいます。
湧水がそのまま流れているのかにような、きれいな水です。
いまいずみほたる公園に着くと、あれ! 黒い遮光ネットに公園の外周が覆われていました。住宅の灯りでほたるの邪魔をしないようにしているのでしょう。
湧水が湧き出る公園でした。ほたるの生息には最高の環境です。
秦野盆地最大の湧水が湧き出る池です。桜の名所で、富士山を観ることができます。
今泉神社 いたって普通の神社で、特段コメントなし。
ただ、大きなクスノキの大木がたくさんあり、鎮守の森といったところ。
I出雲大社・相模分祠にで集合写真
《アッ!!》
千年の杜の「ゆずり水」を飲むのに気を取られ、写真を撮るの忘れていました。ここは自噴ではなく地下51メートルからの汲み上げのようです。
子ヤギのモモちゃんというようです。
ヤギのシッポがどうして短いか知ってる?
ヤギのシッポって本当は長いんだ だけど筋肉が退化し衰えシッポを動かすことが事が出来ず糞などで汚れるので、生まれて間もなく切り落としてしまうそうだ。シッポはあっても役にたたないそうだ。
イヤ~残酷!かわいそうなモモちゃん。
どうめいのいずみ
もともとあった湧水が宅地開発で所在不明になってしまったとの事です。その後、地下水監視用に造られた井戸を利用し、地下30メートルから地下水が自噴している。もとあった湧水にちなんで、「どうめいのいずみ」と命名された。
杜の豆腐工房「三河屋」の敷地内に「兵庫の泉」
この泉の名前の由来の和田兵庫は北条早雲、氏綱に仕え近くに浄圓寺を築き城・屋敷として使用していました。この泉はその子孫の和田家の裏庭から自噴する湧水を引き込んでいることから、兵庫の泉と名付けられた。一日の水量は最大1500トン(?)だって・・
水道代にしたら・・いくら
豆腐工房で一休み
小藤川の湧水 ※水源が草で覆われ見ることができないので画像なし
小藤川湧水との案内板に田んぼがあったと書かれています。秦野市にはあちらこちらに湧水がありますが、秦野市で田んぼを見たことがありません。秦野市は以前、タバコの一大産地であったことから、葉タバコに転作されてしまったのかも。
このあたりの住宅は、タバコ御殿と思われるような、立派で大きな屋敷ばかりでした。
白笹稲荷神社
手洗水?。これは湧水か? 湧水は神社境内より少し下がったところにあるようです。お稲荷様だから、やはり昔ここの地域に水田があったのかもね?
白笹の泉(白笹うどん)
入り口横に湧水(白笹の泉)があり、その湧水でうどんを打っているとの事です。
次は、まいまいの泉 水が飲みたくて画像撮り忘れ
公民館の敷地内にあり
大和朝廷の時代に深い井戸を掘るのは、大変難しかった。そこで入り口付近をを広く掘り深くなるにつれて狭くなるように渦巻き型に掘った。その形状がカタツムリに似ていることからこの名前が付けられたようだ。
水の湧き出し口の形がカタツムリというよりサザエのようでした。
荒井湧水
駅から数百メートルのところにある湧水は(飲めません)
ここは自然湧水(主に農業用水)地であったが、駅周辺の住宅開発によって新しく、水の流れる公園として生まれ変わりました。