Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

kojinkai

自分の人生に責任を持つ時。

2021.06.29 01:00

高校受験期や、それから先の

高校生の時期には、

どうしても、自分の人生を

みずから引き受けているという

感覚が実感としてわき始めます。


というより、これを感じて

生きていないならば、

何かしら欠けているといえます。


最後は自分の毎日、自分の力、

それらと、自分を引き上げようと

している人々との相互関係で

自分が高まっていくことを

実感しながら自立してゆきます。


高校生で成績を上げきれない子は

根本的にそこが甘く、

何時間かけても、何十時間

かけても自分を変えてゆく

意識が欠けているのです。


自分ほど変えやすいものはないのに、

自分すら変えられずに人に

影響を与えるなど不可能です。


自分ならばできると

自信を持っても良いです。

しかし、それは実力行使によるのであり、

徹底的な自己否定によるのです。


自分を変えることを厭わない

精神が必要になるのです。


今の自分を信じるのではなく、

変わりうる自分を信じる力こそが、

新しい扉を開いてゆくのです。


自分は何がしたいのか?

どうありたいのか?


そんなことを考えなければ

行動を起こせないのならば、

それは精神的に未熟なのです。


目の前のことから解決するという

目標を見失い、自分にはもっと

大きなことができるはずだと

遠い未来を漠然と理想視する

ばかりであるからこそ、

努力ができないのです。


今の自分を見つめて、

一つ一つ目の前のことから

解決してみて欲しいです。


自分は容易に変えうる。


この感覚があれば、

何に向き合ってもなんとか

できることでしょう。


大人になっても、同じように

理想ばかり語ってこじらせるより、

幼い時から愚直に、真剣に

目の前のことに向き合い続け、

人生を繋ぎ続ける人には

オーラや魅力が感じられる

ようになります。


そんな人に、塾生皆が

育って欲しいと思います。



自分は容易に変えうるのです。

現時点の成績なんてどうでもいいのです。

それよりも、目の前の問題点を

見据え、解決策を考えましょう。


自分は変えうるのであるという、

努力によって得られる確信を

持てるようになれば、

私は生徒離れできるなと

ホッとするのです。


教えたい哲学は、簡単なものです。


世界を取り込んでゆく力を。


それは、自分こそは容易に

変えうると理解し、

世界に対して柔軟な精神を

身につけてもらうことに等しいです。