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あやふふぁみ

6/29(火)お休みです

2021.06.28 21:44

6/29(火)緊急事態宣言に伴い休業中です。


現在、波照間島内のほぼすべての飲食店が休業中です。ご来島予定の方はお気をつけください。

雲が多く時折雨が降った昨日。強い南西の風が吹いて、高速船も1,3便運航、2便欠航でした。

観光の方が増えているようですが、この南風の時に船に乗ると船酔いが激しいかもしれないですね。この風はおそらく夏至南風(カーチベー)、この風が止んだら梅雨明けとともに本格的な夏がやってくると言われています。すでに5月に入ってから真夏並みの暑さを経験している我々にとっての、さらに本格的な夏って…どんな暑さになるやら…。

さて食堂は休業していますが、我々は染織工房も営んでいるので、染料畑の世話や作業に忙しい日々を送っています。6月に入ってからぐんぐん藍の木が成長してきたので、刈り取って藍染めの原料である泥藍(どろあい)を作りました。

藍の葉を刈り取り、水につけこみます。水につけることで葉の中にある染料の成分が水の中に溶け出してきます。

今ぐらいの暑い気温だと24時間ぐらい放置すると、表面にギラギラした膜が張り泡が出てきます。

頃合いを見計らって葉を取り出します。

葉を取り出した後の液には藍の成分が溶け出しています。写真ではうまく撮れないので残念ですが、この液は蛍光を浴びた緑色をしています。

ここに石灰を投入して液をアルカリ性に変えると…

緑色の液が黄色く変化します。

ひたすら空気を含ませるように攪拌します。

だんだん色が変わってくるとともに…

藍色の泡が立ってきます。これは水溶性の染料が化学反応により沈殿性の物質に変わってきていることを示しています。

ひたすら空気撹拌します。ここでいう空気撹拌は洗面器などの入れ物で、液をすくってはジャバジャバ〜と落とす作業のことを指します。

ギラギラした藍色の泡。これが空気撹拌を続けるうちにだんだん消えていきます。

泡が立たなくなってくると、液の色は濃い紺色になっています。この紺色の液の中に沈澱性の染料(泥藍)ができあがっているので、数日静置して上澄を取り除いて取り出します。

藍染めは使う植物によって、藍の建て方(発酵させる藍染め液の作り方)や藍染め原料の作り方がちがいます。うちで使っている藍原料は、ナンバンコマツナギという木からとりますが、この泥藍の作り方は上記のようにとても簡単。おかげで飲食業と兼業する我々でもできています。藍の木もとてもよく成長するのでこの土地に合ったやり方と言えるでしょう。


実際に藍染めするには、この泥藍を使って藍染め液を発酵させて作る過程があり少しコツが必要。休業中にどこまでできるかわかりませんが、あれこれ作業を進める予定です。こんな風に過ごしていると休業していてもあっという間に時間が過ぎていきます。