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『東京都女性活躍推進大賞』で小池都知事は刺激を受けた

2017.01.26 03:15

【ビジネス・社会ニュース】 平成二十九年一月十八日、東京都庁にて『東京都女性活躍推進大賞 贈呈式』が行われた。同大賞は全ての女性が意欲と能力に応じて、多様な生き方が選択できる社会の実現に向け、女性の活躍推進の気運を醸成する為に贈呈する。表彰は大賞と優秀賞でそれぞれ三分野、一部門。表彰は以下の通り。



大賞


優秀賞

産業分野;小田急電鉄、セプティーニ

医療・福祉分野;あいのわ福祉社

地域分野;Fine、ブーゲンビリア

個人部門;越後屋美和(HORIGO 東京ワイナリー代表)




<選定基準は社会的インパクト>

 贈呈式に出席した小池百合子(壬辰)都知事は、これ迄の取組みが女性に勇気を与え、実力を磨いた点が受賞に繋がったとした。都知事が目指す一つは東京の女性、男性、シニア、障害者の誰もが活躍できるダイバーシティだ。同時期に行われた「ワールド エコノミック フォーラム(ダボス会議)」では毎年、女性活躍度合いを各国で調査している。一昨年には百四位だった日本は現在、百十一位に下がっている。順位が下がった理由を日本の政策ではなく、他国の成長が高い為とし、今後の日本の成長の見込みが高い点を指摘した。


各分野では、柔軟な働き方の設計や女性のキャリア アップの支援、男性の育児休業の推進、子育て支援等の社会全体への波及効果の期待度で団体を選定した。個人部門では、自ら難病を抱えながら障害者の自立と取組みについて表彰。多くの人々に勇気を与えた。都はそれぞれの活躍を称えた。



三月末には新たに女性の政策「女性活躍推進計画」を都が策定する予定だ。民間と共に取組み、スローガンだけで終わらない実のある成果を挙げていく。「都庁が新たな政策モデルとなる事で、民間に取り入れるきっかけとなっていきたい。今回の受賞者の方々からは、大きな刺激を受けました。素晴らしい活動です。共に頑張って参りましょう。」とコメントした。


『東京都女性活躍推進大賞 贈呈式/東京都』


撮影記者:岡本早百合