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ビリー・リンの永遠の長い1日 (裏にじ)

2021.06.29 11:55

1. 今日はこれ見た。

ビリー・リンの永遠の長い1日

Billy Lynn's Long Halftime Walk 

2016年 イギリス、アメリカ、台湾

アン・リー監督作品



2. あらすじ。 (公式HPより引用)

2004年イラク戦争。

味方を助けるため、危険を顧みずに飛び交う銃弾の中に身を投じたビリー・リン。

彼の雄姿はニュースとなり、アメリカの英雄として全国民から称えられることになり、彼とチームは全米ツアーに凱旋ツアーに駆り出される、ついには映画化の話まで持ち上がる。

故郷の歓迎に再出兵をためらう気持ちが芽生えるビリーだったが。



3. 何回め?

初めて。



4. わたし的お気に入り度(5⭐️満点で)

⭐️⭐️⭐️⭐️

4.5点



5. 予告編。


6. ひとこと。

タイトルを見た時、「なんの映画?」と思いましたが

なるほど、この邦題だとわからないけど、オリジナルのタイトル、

Billy Lynn's Long Halftime Walk 

これを見ると、納得。

タイトルの “Halftime” とは、スポーツ観戦の合間に行われるハーフタイムショーの「ハーフタイム」かな?と。

この映画の中ではアメリカの一大ビッグイベント、アメフトのスーパーボウルでのハーフタイムショーのシーンがとても重要なので。


イラク戦争で戦ってきた兵士たちがアメリカに一時帰国している時間と、戦地で戦っていたシーンが交互に出てきます。そのシーンの移り変わりが見事・・・

気づけば自分で本当に感じているかのような錯覚に陥っていたほど・・・


本国で盛大に英雄として迎え入れられ、派手に賞賛され・・・

戦地での経験とのギャップで揺れ動く・・・


あと、印象に残っているのは、PTSDを心配する家族と、心配ないと跳ね除ける本人(主人公

リン)・・・

でも明らかに他の仲間でも少なからず心に傷を負っている人がいるのがわかる・・・

最近読んだ本に、やっぱりイラク戦争の帰還兵の話があって(リアル)、そこに出てきたのはみんな女性だったけど、その心、いや、心だけじゃく体にも負った傷というのが私なんかじゃ理解できない深さで、、、衝撃でした。

ところどころでその本の話を思い出しながら映像を見ていました。



そうそう、このアン・リー監督は私の大好きな映画の一つ、「ブロークバック マウンテン」の監督さんでもあります。

この作品は日本では劇場公開されなかったとのことだけど、すごくグッとくるものがある作品なので配信サービスで見て欲しいでっす!

Prime Video, U-NEXT, TSUTAYA TVなどで見れます!



次回の裏にじもお楽しみに〜!