動物愛護法改正の対応(確定)
2021年6月 動物愛護法が改正になり、施行されました。
2021年6月に施行された主な事項
●繁殖施設の具体的な飼育管理基準の設置
●繁殖年齢6歳まで→以前より4歳引退 5歳の繁殖はしていません
●出産回数6回までの制限→以前は7~6回出産→6回出産に変更
●親犬の健康診断の実施→以前から実施済み
●一人当たりの飼育頭数の制限 一人15頭→以前から一人10頭以下
●子犬お引渡し時期を生後8週間以降(以前は生後7週間以降)→6月から実施済み
2022年6月に施行される事項
●マイクロチップ装着、登録が義務化→現在、装着・登録をしてお引渡ししています
親犬が生活する施設
サークルで対応することになりました。
スペースを最大限に活用し、30頭のゴールデンを飼育する予定です。
現状より3~4頭親犬が減り、子犬の作出数は年間30頭減ります。
※ラブラドールは2024年までの繁殖で終了する予定です。
プレジールケンネルの基準
5才以降の繁殖はトラブルが多くなる傾向にありますが、十分な回復期間があるため5才までの繁殖をする予定です。6才以降の繁殖は母子の健康を考え、行いません。
初めての出産は1才6か月を目安に行い、生涯繁殖回数は4~5回とします。
この法改正により、全国的に子犬頭数は激減すると思われます。
今の市場はコロナの影響で既に価格が高騰しておりますが、この状況は続き、更に値上がりも十分に考えられます。
今後のプレジールケンネルの子犬(ゴールデン)価格予想
男の子 45万円
女の子 50万円
あくまでも予想ですのでどうなるかはわかりませんが、今より価格が下がることは考えにくいと思われます。
これまでもそうですが、より一層のブリーディングを行っていく所存です。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ワンちゃんをご購入される皆さまへ
・ご自身で情報を集めてください。
・複数のブリーダーを訪問して比較してください。
・科学的証拠により繁殖を行っているブリーダーからの購入をご検討ください。
・両親の性格、顔立ち、兄弟、姉妹犬を見てから購入してください。
決して慌てないでください。
盛り上がった気持ちだけで買わないでください。
ブリーダーを選別するには買う方が豊富な情報を得て学び、正しい知識をもってブリーダーを選ぶ必要があります。ブリーダーの発する言葉に対し、根拠を示してもらってから信用しましょう。
良い人に見えるかもしれませんが、今までの経緯から、そうなっていない(後からトラブルの元になる)から、このようなそんなに難しくもない内容を法律で縛らなければならないのです。
正しいワンちゃん選びは全体のブリーダーの選別につながり、大変意味のあることです。
私どもプレジールケンネルはこの中で選んでいただけるブリーダーであるよう精進して参ります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
福田祥子
旧記事:動物愛護法改正の対応(予定)はこちら