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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

化学反応式の解き方

2017.01.16 16:14



(公立中学)二年で現れるそいつは、

生徒たちをちんぷんかんぷんの闇に連れて行きます。

奴の名は、化学反応式。

最強の敵、イオンにもつながる憎き?この敵を、

今日はちょちょいと倒しに行きましょう。





多くの生徒が化学反応式で苦しむ理由は、

「化学式」が覚えられていないことにあります。

ちなみに、この化学式。世界共通です。

海外で水が欲しい時、現地の言葉で「水」がわからなくても、

H2Oと書けば水が貰えますね。よかったね。



ということで、

水(H2O)やマグネシウム(Mg)、硫化銅(CuS)などのメイン所はもちろん、

炭酸ナトリウム(Na2CO3→ナツコサンと覚える)など、

ちょっとレアなやつも覚えておくとテスト前に安心できます。



また、2H2OのHの前の2と後の2の違いは大丈夫ですか?

最初の2はH2Oが2つあることを示しています。

後の2はHとOとセットです。勝手に変えられません(覚えるしかない)。



プリントのSTAGE1とSTAGE2にはそんなことが書かれています。



さぁ、そこからが本格的な「化学反応式」!

でも、「化学式」さえ覚えていれば実は簡単なんです。



よく出る出題のされ方は、

実験しました→それを化学反応式で書きなさい、というもの。

最低限の読解力は必要ですが、

苦手ならパターンで覚えてしまいましょう。

中学生レベルであれば、実験の数自体はそんなに多くありません。



その式をまず化学式で書いたら、準備は終わり。

(例) 水素+酸素→水

(例) H2+O2→H2O

ここから最後の仕上げ、数合わせです!



化学反応式の基本ルールは、

矢印の右と左の原子の数を合わせるということ。

上の例のH2+O2→H2Oでは、

矢印の左にはHが2つ、Oが2つ。矢印の右には、Hが2つ、Oが1つ。

おやおや、数が合っていませんね。



少ない方を多い方に合わせるのがルールです。

なので、H2Oの頭に2をつけて、Oの数を合わせましょう。

H2+O2→2H2O!よし!…と思ったら、今度はHの数が合っていません。。

左にはHが2つ、右には2つのH2で計4つありますね。



だから、H2にも2をつけてあげましょう。

2H2+O2→2H2O!

よし!これで右と左の全部の原子の数が合いましたね。



これが化学反応式の解き方です。



本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

あとは問題演習を繰り返して、理解を深めるのだ!