イチゴの頂果

実の大きさは自由自在

頂果とは、苗の中央に最初に出来る実で、通常ひとつの苗に１個つきます。

この頂果を実らせると苗のなかで一番大きな実になりますが、

その代り他の実はあまり大きくなれません。

頂果以外のイチゴの花を積むと頂はさらに育ち、とても大きなイチゴが収穫できます。

逆に、この頂果がついたときにすぐ摘み取ると、残ったイチゴの実全体に栄養が行きとどくので、平均的に大きいイチゴがたくさん収穫できます。

大きな株は頂果を多くつけます

イチゴの株を大きく育てると、普通は１個だけの頂果が複数個つきます。

大きな実ができる頂果ですが、イチゴの株にとても大きな負担がかかります。

大きな株の場合は、全体の実の数を制限するか、

頂果を全部取ってそれ以外の実を全体に大きく育て、

株の負担を軽くしてたくさん収穫できるようにするなど、調整すると良いでしょう。