練り切りの意匠をどう考えてますか?
最近、よく聞かれるこの言葉。
『先生みたいにデザインを考えるのにはどうしたらいいですか?』
昨日もダイレクトで質問があり、最近ダイレクトやLINEでよく聞かれます。
この質問は、二つに分かれます
●純粋に私の作品に感動してくれて、感嘆の意味
●練り切りを仕事にしてる人でレッスン作りに追われてると感じてる人
今回は、二つ目の仕事にしている人向けにお話しします。
あくまでも私の考え方です
教室運営だけが目的ではなく、消えそうな伝統的な技術や風習をつないでいく
役目も持ちたいと思っている私のスタンスです
とにかく教室満席!どんどん目新しいレッスンを開講したいという方には
当てはまらないかもです
昔から好きなのは『急がば回れ』なので
まどろっこしい!と思ったらごめんなさい
参考になる人がいたらいいな
★テーマ・イメージは明確に表現は引き算で
イメージ固まらないのに作り出すことはない
自分の作品では一発勝負です
●自分の好きな感じを見つける
(コース生さんには耳にタコができるほど問いかけてます)
→なんでこれを美しいと思ったんだろう
色?形?由来?突き詰めていくと自分はこういうのが好きなんだな、と気づく
→好きなものに気づくとなぜ好きかも説明もできるようになる
→作品、インスタグラムに統一感ができ『世界観』をあえてつくっていく
たまに外してももちろんOK!私もハロウィンなどは可愛い系に
●万人受けしなくていいから、自分の好きなものに集まってくれる、似ている人を探す
→インスタにどんどん自分の作品を上げる
→練り切りを知らない人にも知ってもらえる(分母が増える)
→練り切りしてみたい人にも出会う
→自分の作品に魅かれてくれたなら自信をもってレッスンできる
→私がすきなもの、一般受けするものに開きがあってもインサイトなどで
レッスンするならこれがいいかなと分かるようになる
→結果、レッスンができてしまう
※時季外れでも反応があれば来年のレッスンができたので良し
●時間に余裕をもつ
私は小さなサロンに毎日移動
同じ道でも毎日変化があるので、それを見る余裕をもつ
時間ができたらお散歩に行く
小さな発見が必ずあります
→きれいに咲いてるこのお花を表現したい、花言葉は何だろう
例えばこちら『梅雨晴れ』ガクアジサイが近所に咲き始めたので作りました
色は好きな感じに変えました
花言葉はあまり良くないので載せず
梅雨だけといい天気で暑くて、涼やかにしたくてこちらを
→近所に燕の巣を発見
燕が成長して巣立っていくところを想像してこんな青空の日に高く飛び立ったらいいな
燕のお母さんが巣を守ってるのを見て作りました
最近、めちゃくちゃかわいいヒナたちが見られるようになりました♡
こちらは、コースの卒業生さんの卒業記念に♡
『笹百合』花言葉が『上品』です
すごーーく控えめで上品なメンバーだったのでこちらを贈りました
そして、ちょうど時期だったので。
お花屋さんとかに見に行くのもいいですよ
一輪買って、じーーーーっと観察するとか。
自然だったり、気持ちだったり、私なりの自分らしい作品の作り方
日記のようなものです
他にもありますが、そこはご自身で探すのもいいと思うので
このあたりで・・・
練りきりの中で探さず、視野を広げてみたら
サクッと作れたりも。
イメージを形にするための技術、心の持ち方は必要です
そのために満喫オンラインコースを作っています
自分の好きを見つけて作り上げるコース
(あくまでも初心者さんや、基礎からやり直したい方向け)
同じコースを受けていても卒業制作はみんなバラバラ
自由に、楽しく、美しく♡
それって、こういうことなんですよ
自分の心の中で起きていることは
誰の真似でもないし、誰も真似できない
自分だけのストーリーを持ちましょうも
よく言う言葉♡
なので、満喫オンラインコースまだ受講されてない方は
お待ちしていますね!笑