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Inside TOMINAGA

商品の幅広さと提案力で顧客の課題解決

2021.07.16 03:00


こんにちは、採用担当の松本です。 本日は北関東エリアの営業と輸出業務を兼務している社員にインタビューしてきました。


プロフィール 


R.M

2013年に新卒で富永貿易に入社。自動販売機向け販路の営業を経験した後、北関東エリアの小売店向け営業を担当。現在は輸出業務も兼務している。 




留学経験を活かして輸出事業に携わりたい



学生時代はどんなことをしていましたか?

アルバイトと留学に励んでいました。アルバイトはファストフードチェーンやカフェ、居酒屋など飲食系の業態が多く、当時は特に意識していませんでしたが、今思えば食べることが好きというのが根底にあったのかも知れません。留学は大学の単位認定制のもので3年生の2月から中国の北京に約8ヶ月行っていました。2年生のときに短期留学で行ったのですが、とても面白く感じたので長期で行ってみたいと思ったのがきっかけでした。


3年生時に8ヶ月ということは帰国してすぐに就職活動という感じですか?

そうですね。当時は漠然と将来的に中国語を使う仕事ができればと考えながら企業を探していました。ですから業界などはあまり絞り込んでいませんでした。


その中で富永貿易を選んだのはどうしてですか?

当時富永貿易で自動販売機向け販路と輸出を担当しているチームがあったのですが、中国・台湾向けの輸出を強化しようという流れがありました。面接等でも最初は国内営業で経験を積んでもらうけれど将来的には学んできた中国語を活かして活躍してもらう可能性があるということを言ってもらって、何となく自分のキャリアビジョンが見えたからです。就職活動を行う中で自分でもいきなり海外で働くというのは難しいと感じていたので、そういったステップを踏みながら自分が目指す海外とのビジネスを実現できる可能性があるというのは面白いと感じました。


入社してからはどういった経歴を歩んできましたか?

入社から3年ほどは自動販売機向け販路の営業を経験し、後に北関東エリアの営業をすることになります。実はその間に輸出事業がなかなかうまくいかずやや縮小することになり、 思っていたように輸出事業に携わることができない、というのが実情でした。 


そういった働き方の面でギャップはありましたか?

入社後しばらくは業界や商品の知識を身につけるために国内営業を行うと聞かされていたので特にギャップは感じませんでしたが、やはり輸出事業が縮小する流れになり、思い描いていたキャリアを進めないかもしれないというショックは少し感じていました。扱う商品の幅広さや社風、人の良さという面では入社前後でのギャップはありませんでしたね。



入社2年目で新規開拓と商品開発



現在の業務内容を教えてください。

北関東エリアの営業を行いながら、念願かなって輸出業務も兼務させてもらっています。ただ現在はコロナの影響もあって輸出に関する業務はあまりできていないというのが現実です。海外の展示会にも参加しようと思っていたのですがなくなってしまいました。輸出実務や海外の商慣習、市場などを学びコロナの影響も見ながら少しずつ仕事を増やしていきたいと考えています。


なるほど。北関東エリアの営業課と輸出課を兼務していますがこれはご自身で希望を出したのですか?

そうですね。以前からキャリアプランアンケートや上司との面談で要望を伝えていました。輸出に携わりたいという気持ちは入社時からぶれなかったです。もちろん事業規模や人員の構成でなかなか実現しませんでしたが、近年「甲州」シリーズや「素滴しぼり」が海外で売れ始めてきているという前向きな兆しもあり、人員を増やして事業を拡大していこうという話になり輸出課というチームが立ち上がってそのメンバーに入れてもらえました。


これまでの営業経験でやりがいを感じたのはどんなときですか?

印象に残っているのは入社2年目に新規開拓で某航空会社の機内食用にキャラメルポップコーンを開発したときのことです。大きな会社と新規取引ができたことも、もちろん嬉しかったですが、若手のうちからこのような新規開拓や商品開発を実現できるという点で富永貿易の自由度や商品の幅広さも強みだということが認識できました。もう1つは昨年のことですが、ある企業のブランド商品を原料として使用したサワーを立ち上げたことです。これまで行ったことのないスキームですし、当初は本当に実現できるのかな?というのが正直な気持ちでした。営業担当として先方の開発担当の方とやり取りするので成分に関する耳慣れない専門用語など難しいこともありましたが、社内の資材原料部や生産計画課と密に連携をとりながら何とか商品立上げまでつなげることができました。


辛かったことはありましたか?

入社3年目に自動販売機向け販路のチームから異動して小売店向けの営業をすることになったのですが、小売店向けの市場分析や知識などが甘すぎてある企業向けの商談時に約5分で帰らされたことがあり辛かったです。そこからは先輩に商談方法を教わったり、店舗視察を何度も行って市場を把握したりお客様への提案が充実したものになるよう心掛けました。結果的に商談をほとんどしてもらえなかったその企業にも新たに商品を導入することができました。



商品の幅広さと可能性が富永貿易の魅力



今後やりたいことや挑戦したいことはありますか?

輸出の実績を大きくしていきたいですね。コロナの状況次第ですが、現地の展示会に出展するなどして富永貿易の商品を広めていきたいです。特に「甲州」「素滴しぼり」が中国・ 台湾で売れ始めてきているため拡売してシェアを高めたいと考えています。 


富永貿易の良いなと思うところはありますか?

やはり取扱商品がカテゴリーや価格帯も含めて非常に幅広いところです。これまでの営業経験でも様々な商品があることでお客様への提案回数を多く得られてきましたし、飲料だけでなく食品やお酒も合わせて納入することで物流面の課題を克服することもできました。お客様からも富永貿易に依頼すれば何かしら提案を持ってきてくれるという期待をしてもらえるので営業としての提案力や可能性という点で魅力があると思います。


本日はありがとうございました。入社時から思い描いていた輸出ビジネスをぜひ拡大させていってください!