半夏生

今日は半夏生です。以前は夏至から数えて11日目が半夏生とされ、田植えを終えた農家が休息を取る日でした。

（今は天球上の黄経100度野天を太陽が通過する日になったそう💦）

この頃は、雨の日が多くなり半夏生の日に降る雨のことを「半夏雨」と言いこの日の天気によって一年の豊作を占う習慣があったとか。

田の神様が田植えを終えた田んぼから天に昇っていくのが半夏雨になったと言う話もあるそうです（なぜか納得してしまった）

今日は奇しくも神奈川は雨です

そして、半夏生に食べるもの。

地方によって様々あるようですが、香川県ではおうどんがふるまわれ、福井県ではサバ、関西ではタコを食すようです。

関西のタコは、最近関東でも取り入れられていて今日スーパーに買い物に行くとおそらくタコ売り場が充実していると思います。

稲の根っこがタコの足のように伸びしっかりと大地に根付くようにとか、稲穂にタコの足の吸盤のようにたくさんの実（米）がつくようにとの願いが込められたようです。

タコにはタウリン（アミノ酸の一種）が含まれていて疲労回復効果もあります。

中医学では気血を補い、血を養い、肌を活性化する効能があるとされています。虚弱体質、皮膚炎、月経不順、頭痛、めまいに期待できるとされます。

今日は、しっかり土地に足をつけエネルギーが回るようにタコ食べませんか？(^ ^)