通学路の徹底した安全対策を求める緊急申し入れ
6月28日に八街市で発生した下校中の事故を受け、角田千葉県本部副代表を交え、県に対し通学路の徹底した安全対策を求める緊急の申し入れを行いました。
令和3年6月28日午後3時半ごろ、下校中だった八街市立朝陽小学校の児童の列にトラックが突っ込み、児童5人が死傷するという大変痛ましい事故が起こりました。
亡くなられたお子様のご冥福を心からお祈りするとともに、けがをされたお子様に心からお見舞いを申し上げます。
昨日、公明党県議団で事故現場を視察してまいりましたが、現場は見通しのよい直線道路で、道路も整備されたばかり。
報道によると、加害者のドライバーは飲酒運転をしていたとのことで、正常な判断ができていれば回避できたと思うと悔やまれます。
事故現場を前に、あらためて深い悲しみと強い憤りを覚え、このような痛ましい事故は繰り返してはならないと、皆で強く決意しました。
熊谷知事に要望した内容は以下の通り。
・千葉県内通学路の総点検を定期的に実施し、危険個所については歩道確保、ガードレール設置、歩行者専用区分のカラー路面標示、注意喚起看板設置、車両規制など、できる限りの改善を図ること。
・学校周辺の「スクールゾーン」ないし「ゾーン30」を原則設置とし、車両の通行規制も含め登下校時の子どもの安全対策を積極的に推進すること。
・移動式オービス等を活用し、学校周辺における速度規制を強化すること。
・千葉県を挙げて「飲酒運転を許さない」との徹底したキャンペーンを実施すること。
・昼間の飲酒運転取り締まりを実施すること。
・千葉県犯罪被害者等支援条例にのっとり、被害者に寄り添った支援を行うこと。
熊谷県知事からは、公明党の要望も踏まえながら対策に取り組むとの意向が示されました。また、国に対しては必要な予算措置を求めていくため、公明党のネットワークを期待されました。
痛ましい事故が二度と起こらないよう、再発防止に向けて取り組んでまいります。