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《超簡単レシピ&豆知識》ムール貝/ベルギー食材

2017.01.18 17:14


今日はベルギーの代表的な食材、Mussel(ムール貝)について紹介します✨


ムール貝、最近は日本でも外食すると見かけますよね。

これ、実は日本にも『イガイ』と言う名で存在しています。広島県の一部で養殖が行われているようですが、欧州ほどの需要はまだありません。


ベルギーではレストランのみならず、家庭でも定番料理として良く食べられています。その為か、スーパーでは生のムール貝がパック詰めされ、1kg、2kg単位で売られています。


ムール貝の旬は9〜4月。まさに、今ですね。


ビタミンB群、ミネラルが豊富!

ムール貝にはビタミンB12がアサリの2倍多く含まれています。

ビタミンB12とは、血液成分であるヘモグロビンを作るのに必要なビタミン。ムール貝には鉄分も豊富に含まれているので、ビタミンB12と鉄分の相乗効果で貧血予防に最適です◎


また、ビタミンB2も含有されています。これは皮膚や髪などの生成を促すので、健やかな肌や髪を維持するために必須のビタミンです。


これらのビタミンBは水溶性の為、煮汁ごと一緒に摂るのが効果的です。


また、マグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

骨の新陳代謝や神経系の正常な働きに欠かせません。


How to cook

《材料》

・ムール貝   1kg

・バター または オリーブオイル  大さじ1

・にんにく   2かけ

・セロリ      1枝(30cmくらい)

・にんじん   中1/2本

・白ワイン   100cc

・水             250cc

・パセリ      適量


1.ムール貝のヒゲを上に向けて引っ張ってとります。貝同士を擦るように、水でよく洗います。


2.にんにくはスライス、セロリとにんじんは1cm幅くらいに切ります。


3.大きめの鍋にバター または オリーブオイルを中火で熱し、にんにくを炒めます。香りがたったら、セロリとにんじんも入れてしんなりするまで炒めます。


4.ムール貝を入れ、白ワインと水を加えたら上に刻んだパセリを振りかけ、蓋をします。最初は強火で、グツグツしてきたら中火にします。


5.ムール貝が開いたら出来上がりです!蓋を開けて、立ちのぼってくる素敵な香りを楽しみましょう!鍋ごとテーブルへ。さあビールと共に召し上がれ!


食べた後の汁は捨てないで!

残った汁の中には、ビタミンやミネラルがたっぷり残っています。食べないなんて、もったいない!

贅沢に、リゾットにしちゃいます。

お米から作る本格派なのに、実は簡単です。


《材料》2人分

・米  1合

・食べて残った汁(野菜が残ってると◎)

・バター  10gくらい


1.鍋の汁は別の容器に移します。米は水で洗い、水を切っておきます。


2.1の鍋にバターを溶かし、洗った米を入れます。米が透き通るまで、中火で炒めます。


3.炒まったら汁を全て加え、蓋をします。ここからは5分程グツグツ煮ていきます。


4.蓋をあけて、汁気が少なくなってきたらかき混ぜてみましょう!お米がとろっと、でもすこーしアルデンテかな?という頃が火を止めるタイミングです。余熱で火が通ってしまうので、火をかけすぎると雑炊のようになってしまいます!


5.熱いうちに、お皿へ。刻んだパセリを振って戴きましょう♡ムール貝と野菜の旨味、海の塩気、パセリの香りがたまりません!


このリゾットレシピは、ムール貝でなくてもOK!


例えば、鍋をした後の汁、ポトフなどのスープの余りでも同じように美味しいリゾットを作ることができます。


ポイントは、ご飯ではなくお米から作る事!


これだけで、ワンランク上のリゾットに。


どうでしたか?

火加減だけ注意すれば、後はとっても簡単です。


ムール貝が手に入らない時は、アサリや殻付きのエビ🦐などで作ってみてもいいかもしれません。