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【演説】若者を利根町に呼び込む施策(文字書き起こし)

2021.07.02 20:25

若者を利根町に呼び込み施策は地域おこし協力隊制度と半農半Xです。

私には実現できるアイデアがあります!

『若者を利根町に呼び込む施策』文字書き起こし

ご近所にお住まいのみなさま、こんにちは。

利根町の町長選挙に立候補いたしました、みね山のりあきと申します。

今からこの場所をお借りして、私、みね山のりあきの利根町に対する想い、政策を訴えさせていただきます。

ここ数年で、利根町は過疎地域に指定されたことにより、人口減少が顕著になってしまっております。

この人口現象、利根町において大変大きな問題であると、町のみなさんもそのように感じられていることと思います。

私は、この利根町における人口減少という問題、こちらを解決するために、二つの政策を打ち出し、町長になって実施したいと考えております。

この二つの政策のうちの一つ、それは、「地域おこし協力隊」の制度を活用することです。

地域おこし協力隊の制度は、総務省の制度で、首都圏で活躍する若者たちに地方に移住してもらい、首都圏で学んだことを発揮して、その地方に還元する。そして、還元したのちに、其の土地に定住してもらうという制度です。

この地域おこし協力隊という制度を活用することで、とある自治体は、年間最大で25人程度の若者がその地方に移り住んで来ています。

その移り住んで来た若者たち、どのように活躍をしていくか。それは、自治体の腕の見せどころです。

成功している事例を持っている自治体では、料理にたずさわりたい若者たちを集めて、任期の間に総務省から出る活動費を使い、調理師免許を取ってもらい、キッチンカーを準備し、シェフとして働きたいのであれば、お店をリフォームする、空き店舗を借りるなど町のリソースを利用してもらって、移住への道を開いてもらいます。

任期の間にさまざまな施策、さまざまな勉強をそれぞれ行ってもらい、その土地に定着してもらうための準備を、地域おこし協力隊という制度は、すべて、総務省からの活動費でまかなうことができます。

今、利根町でも、ニュータウンにあるショッピンセンターのひとつを空き店舗として若者たちでインキュベーションしようと、活用しようと事業を起こしています。

しかしその事業は、すべて利根町の税金でまかなわれています。総務省のアドバイザーに数万円の人件費をかけています。本来、このような空き店舗の活用であれば、地域おこし協力隊制度を使い、総務省からの活動費でまかなうことは十分可能です。

とある自治体では、服数人、地域おこし協力隊を採用することで、一人200万円の活動費の中から数万円ずつ集めて、ひとつの空き店舗を複数人でリフォームし、複数人で刈上げる、もしくは購入するという試みも行っています。

この地域おこし協力隊という制度は、活用方法によっては、利根町にも多くの若者を呼び寄せることができます。幸いにも利根町には空き店舗がたくさんあります。利根町の税金を使うことなく、総務省からの活動費でまかない、なおかつ利根町で起業をしたいという若者を呼び込む。

若者たちにはこの地域おこし協力隊の制度のもと、さまざまな勉強をしてもらい、首都圏で学んで来たことを発揮してもらい、利根町に定住してもらう。このように、地域おこし協力隊の制度を活用し、私は利根町の人口減少を食い止める、ひとつの政策として打ち出します。


もう一つの制度は、半農半Xというものです。

こちらは、制度というよりも、「考え」に等しいです。

まず、「半農」とは、家庭菜園でも農業でも何でも、お米や野菜に関わるもの、これらを営むことで、まず自給自足をしていただきます。

そして、農業だけでは生活できませんので、自分の特技、そして長所を活用し、もう半分の稼ぎを、自分の長所や特技を活かして、稼いでもらうというものです。

今、コロナ禍の影響もあり、特殊な技能をお持ちのスポーツ選手、芸術家、ミュージシャン、作家、さまざまな専門家が、本業だけでは生活できない状況におちいっています。

だからこそ、本業だけでまかなえない分を農業で自給自足してもらい、足りない分を本業で補っていただく。これが半農半Xの考えです。

利根町には、耕作放棄地と呼ばれる農業をされていない土地がたくさんあります。

そして、空き家もたくさんあります。

農業をやりたいと考える若者を呼び込み、その若者にまず耕作放棄地を活用し、家庭菜園など、お米や野菜を作っていただく。そして、足りない分を、自分の特技を活かして、稼いでいただき、生活していただく。このように、半農半Xという形で実際に大勢の若者を呼び込んでいる土地もあります。

たとえば、福島の地震で被災されてしまった女川地域では、サッカーチームが漁業で生計を立てていたり、農業で生計を立てていたりします。

福岡のハンドボールチームでは、いちごを栽培し、そのいちごをブランド化することで生計を立てています。

本業のスポーツだけでは生計を立てることができないので、農業を営み、自給自足の生活をし、生計を立てる。これが、半農半Xの考えです。

福岡と女川以外にも、今、さまざまな地域でこのように特殊技能を活かすことと、農業や漁業を組み合わせることに成功している自治体があります。

私は利根町の耕作放棄地を活用し、若者を呼び込み、半農半Xという考えのもと、利根町に定住してもらうということを、政策として打ち出します。

地域おこし協力隊、そして半農半Xの考えのもと、利根町の人口減少に歯止めをかけ、若い力を利根町で発揮してもらうために、私は町長になり、町のために、働いて行くと、誓わせていただきます。

7月4日に投開票日を迎える利根町の町長選挙。

若者を多く呼び込むためにも、利根町の未来のために若い力を呼び込むためにも、ぜひ、私の政策、二つの政策を実現させたいです。

ぜひ、みなさまのお力を私にお貸し下さい。ぜひ私を押し上げて下さい。

(省略)

どうもありがとうございました。